文化創意(文創とも略されます)とは、台湾の歴史、昔から伝わる伝統文化を活かしつつ、現代の文化と掛け合わせてイノベーションし、新たな価値のある芸術、文化を生み出そうとするもの。
そこでは、持続可能にするために文化振興と経済振興が両立で考えられている。日本との大きな違いは文化財の「保存」だけではなく、「活用」が考えられていることである。
その対象は、建築だけでなく、アート、音楽、ファッション、映画、テレビ、ラジオ、出版、広告、博物館、デジタルコンテンツまで幅広く、これらの組み合わせで、建築リノベーションからグッズ、特産品まで、様々な規模や形で、新たな価値ある文化が発信されている。
国家発展重点計画(2002)
挑戦2008 国家発展重点計画に「文創産業発展計画」が盛り込まれる
l台湾国内の製造業の減少と失業率の上昇
l産業における国際競争に勝つために、付加価値のある製品産業で付加価値
l2008年までに雇用と生産額を2倍にする目標
関連する施策
2003 文創産業園區計画(5大文創産業園區)
2010 文化創意産業発展法
2012 文創発展司の設立(地域密着)
2012以降 文創事業はソフト開発に焦点
2019 文策院を設置、海外発信を専門化
2020 デザイン研究所(設建院)を設置