台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

お土産・雑貨が楽しめる

リノベーション後の施設にはお土産が買えるショップがおかれることが多い。ここでのお薦めポイントは、結構多くのショップが集積していて楽しめ、それぞれのショップにオリジナルな商品や手作りクラフトなどが多く取り扱われていることである。

【台南航海城】@台南

台南航海城は、長年使われていなかった軍需工場(旧三○四兵工廠「橡欣樓」)をリノベーションし、2023年にオープンした複合文化施設である。 建物の前身である三○四兵工廠は、戦後に国軍のゴム製品(橡膠製品)を製造した工場で、軍靴やゴム靴、各種軍需用ゴ…

裁判所職員の日本家屋が猫カフェにリノベ【角落.有猫】@台南

角落.有猫(Corner Cat Coffee)は、日本統治時代の1919年頃に建てられた日式住宅(日本家屋)をリノベーションして2025年にオープンした”猫カフェ”である。この建物は、四連棟(一つの建物に4世帯の住戸)式で、当時は裁判所や総督府殖産局の職員宿舎、戦後…

台南の路地に現れた昭和レトロ空間【桑原商店】@台南

桑原商店は、台南市東区にある昭和レトロをテーマとした雑貨商店で、2020年にオープンした。この建物は、かつて電気パーマ専門の美容院として使われていたが、その後長く空き家となっていたものをリノベーションして活用している。 レトロな木造風の外観や手…

日本家屋を活用した台湾茶ブランドの旗艦店【金錦町】@台北

金錦町は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)で、中級官吏宿舎をリノベして、2019年にオープンしたスイーツブランドの旗艦店である。 リノベは、林百貨や藍晒圖文創園区などのにも携わった打開聯合文化創意有限公司のチームが担当した…

台湾人が最も行きたい文創スポット第一位【華山1914文化創意産業園区】@台北

華山1914文化創意産業園区の前身は日本統治時代に日本が1914年(大正3年)創業した醸造所「日本芳釀株式會社」。戦後、国民党政権によって米酒、紹興酒などいろんな酒が製造されてきたが、1987年に閉鎖された。その後12年間は放置され、その間に台湾の若者が…

台北駅前で消えかけた名建築が文化創意拠点へ【国家撮影文化中心台北館】@台北

国家撮影文化中心台北館は、日本統治時代の1937年に建てられた大阪商船株式会社台北支店でリノベーションされ、台湾の国立写真・映像芸術専門機関として2021年にオープンした。この建物は、日本の著名建築家の渡辺節が台湾で設計した唯一のもので、大阪商船…

2026年5月にオープンした台北の超最新リノベスポット【光在錦町】@台北

光在錦町(Light On Shining Town)は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)で、山林課や専売局職員の官舎群を4年もの年月をかけてリノベされ、2026年5月にオープンした文創空間である。 リノベ後は、シンガポール発のカフェ「ALCHEMIST…

刑務官のための日本家屋群がなんとマンガの国立博物館に【国家漫画博物館園区】@台中

国家漫画博物館園区は日本統治時代に建てられた日式住宅(日本家屋)の官舎群、演武場(武道場)とその付属建物、浴場など19棟の施設群がリノベーションされたもので、2024年にオープンした。官舎群はもともと刑務所敷地内の職員用の住宅で1915年~1922年に…

国宝の駅が車両・カフェ・雑貨がそろうエンタメパークに【台中駅鉄道文化園区】@台中

台中駅鉄道(臺中驛鐵道)文化園区は、台中の歴史と文化が感じられる魅力あふれるリノベスポットである。元々の台中駅は日本統治時代の1917年に完成し、その後も台中の重要な交通拠点として長く親しまれてきた。1995年には台湾の国定古蹟(国宝)に登録され…

ランタンと炭鉱鉄道の風景が残る老街【菁桐老街】@菁桐(新北市)

菁桐老街は、新北市平溪区菁桐に位置する炭鉱集落で、日本統治時代の炭鉱開発にともなって形成された。鉄道を軸として駅、線路、宿舎群などが近接して置かれていて、産業と生活が一体となったエリアになっている。 現在は観光地として再編され、土産物販売や…

赤レンガの街屋が連なる美しい街並みとリノベカフェ【深坑老街】@深坑(新北市)

深坑老街は、新北市深坑区にある老街で、旧街道沿いに形成された約220m続く通り。豆腐料理が有名で知られ、飲食店舗が集積している。 現在は台北近郊の観光地として高い集客力を持っていて、通りは短いが、おいしい食を求める人通りが多い。(訪問年月:2026…

台湾で訪問客ナンバーワンの人気老街【鹿港老街】@鹿港(彰化県)

鹿港老街は、彰化県鹿港鎮にある老街である。ここは清朝時代の港町として発展し、日本統治時代後も伝統的な街路構造が残された。 細く入り組んだ路地や伝統的街屋、廟を中心とした空間構成が特徴である。宗教行事や伝統工芸が現在も続いていて、観光地であり…

豪華なレリーフや装飾がカッコいい街屋が連続する【新化老街】@新化(台南市)

新化老街は、台南市新化区にある老街である。日本統治時代に整備された商業街で、バロック風の装飾をもつ街屋が連続し、美しい街並みをつくっている。 新化はかつて、サトウキビや農産物の集散地としてにぎわった拠点であり、現在はその建築意匠を活かした飲…

藍染の街でレンガ建築が連続する街並みが美しい【三峡老街】@三峡(新北市)

三峡老街は、新北市三峡区にある老街。日本統治時代に整備された赤レンガのバロック風の街屋のほとんどが残り、それらが連続している街並みはここの他にほとんどない。 この地は、かつて樟脳や茶、染料などの地場産業と結びついて発展した歴史を持っていて、…

米と醤油の産地として栄えた地元密着の老街【西螺延平老街】@西螺(雲林県)

西螺延平老街は、台湾中部・雲林県西螺鎮にある老街である。西螺は水運と結びついた物流拠点でもあって、米と醤油の産地として栄えてきた歴史がある。 清代から続く通り沿いの商業街として形成され、バロック風意匠の街屋が連続している。特に装飾的なファサ…

台湾に来たらマストで訪れるノスタルジックな老街【九份老街】@九份(新北市)

九份老街は、多くの観光客が訪れる九份にある。この地は、金鉱開発によって形成された山間集落で、急斜面に沿う細い路地や階段が連続し、建物が立体的に重なり合う独特の街並みがある。 細い路地状の階段とその合間に赤提灯が灯るノスタルジックな風景は、映…

斗六駅前に今でも古い街並みが600m続く【太平老街】@斗六(雲林県)

太平老街は、雲林県斗六市にある老街である。行政・商業の中心として発展した通りで、日本統治期のバロック風の街屋が残りつつ、現代的な建物と混在する都市的な風景が広がっている。 斗六駅前から600mに渡って続くこの通りには、花鳥などの豪華なレリーフが…

器や陶芸ショップが集積する人気の老街【鴬歌老街】@新北市

鴬歌老街は、新北市鴬歌区にある老街。陶磁器産業の集積地として発展し、通りには陶芸関連のショップが密集している。体験型の工房やギャラリーも多く、産業と観光が直結しているのも特徴である。 エリア全体は比較的コンパクトで回遊しやすく、現在も陶芸文…

バロック風街屋と豪華なレリーフの圧倒的な存在感【大渓老街】@桃園

大渓老街は、桃園市大渓区にある清朝時代末に形成された商業街老街で、日本統治期にバロック風の装飾をもつ街屋へ変わった。この老街は、和平路を中心として、中正路、中山路の3つの通りとそれらに連なる街屋群からなる。 通りは2階建ての煉瓦建築が連なって…

バナナ交易で栄えたバロック風街屋が並ぶ台湾ナンバー3老街【旗山老街】@旗山(高雄)

旗山老街は、高雄市旗山区にある老街で、清代からの集落を基盤に、日本統治時代に都市計画によって商業街区として形成・拡張された。バロック風の街屋と騎楼(アーケード)が連続し、統一感のある街並みがある。 旗山はバナナ交易で栄え、旗山区農会などの金…

製糖鉄道の駅舎としてはとても個性的デザイン【糖鐵故事館|旗山車站】@旗山(高雄)

糖鐵故事館|旗山車站は、日本統治時代の1915年に建てられた糖業鉄道の駅舎で、リノベーションされ2016年に糖鐵故事館としてオープンした。高砂製糖が整備した鉄道は、打狗港(高雄)へも接続していたが、1978年に廃止された。その後、2005年に歴史建築とし…

かつての繁華を継ぎ文創でよみがえる市場【西螺東市場】@西螺(雲林)

西螺東市場は、清朝時代に形成された市場が起源で、今の形には戦後の1950年代に整備され、それがリノベされて2011年から文創空間として活用されている。 西螺は南北の商人が集まる交通結節点として発展し、この市場が商業の中心を担っていた。その後、交通網…

迎賓機能を担った官邸がリノベされて文創空間へ【台南知事官邸生活館】@台南

台南知事官邸は、日本統治時代の1900年に建てられた台南県知事の官邸で、リノベーションされ2011年に活用が始まり、2020年に現在の形である「台南知事官邸生活館」としてオープンした。 当時は知事の官舎として使用されたが、1901年には台南庁の管理となり、…

たくさんの日本家屋群リノベとヒノキ香るおみやげ【檜意森活村】@嘉義

檜意森活村は、もともと阿里山での林業に従事する人々の宿舎として、日本統治時代の1914年から1944年の間に建てられた日式住宅(日本家屋)群をリノベーションし、2014年にオープンしたパークである。2005年には、敷地全体が歴史建築に登録されている。 3.4h…

アールデコ装飾が際立つ繁華街の象徴的街屋建築【五福商店】@台南

五福商店は、日本統治時代の1930年、当時の台南の繁華街(銀座通り)に建てられた輸入雑貨を扱う店舗だったものがリノベーションされ、2025年前後にオープンした。 建物は3階建てで、アールデコのデザインを基調としながら、頂部に曲線的な山破風や装飾も取…

炭鉱の遺構と暮らしの記憶が一体で残るエリア【菁桐坑】@菁桐(新北)

菁桐坑は、日本統治時代の1920年代以降に台陽鉱業によって採掘と関連施設の整備が進められた鉱業エリアである。炭鉱の衰退により、20世紀後半には採掘は終了した。いま、このエリアでは旧炭鉱施設が展示施設やカフェにリノベーションされ、菁桐駅、菁桐老街…

炭鉱企業の書院造迎賓施設を文化空間としてリノベ【一見.菁桐】@菁桐(新北)

一見.菁桐は、日本統治時代の1940年に建てられた台陽鉱業の平溪招待所をリノベーションし、2023年にオープンした文化空間である。ここは、炭鉱企業の来客や幹部を迎える接待ゲストハウスとして使用されていた。戦後は用途を変えながら存続し、2003年に直轄…

製糖工場・駅舎・日本家屋宿舎が一体で残る【蒜頭糖廠蔗埕文化園区】嘉義

蒜頭糖廠蔗埕文化園区は、日本統治時代の1906年に建てられた製糖工場をリノベーションし、文化観光施設として整備された園区である。当時は明治製糖による台湾有数の生産量を持つ製糖拠点であったが、2001年の台風被害により製糖事業は停止した。園区全体は2…

高さ6mの木造精米機が圧巻な老舗精米工場のリノベ【多力米故事館】@池上(台東縣)

多力米故事館は、日本統治時代の1940年に建てられた精米工場(建興米廠)で、リノベーションされ2011年にオープンした。 この建物には、当時の精米機械や池上米に関する展示コーナー、池上米と米粉を使った商品の販売コーナー、カフェレストラン「池上好店」…

東部には珍しい木造2階建て個人住宅のリノベ【菅宮勝太郎宅】@成功(台東縣)

菅宮勝太郎宅は、台東に残る日本統治時代の1932年に建てられた日式住宅(日本家屋)をリノベーションした施設で、2014年にオープンしている。 もともとは新港支庁長であった菅宮勝太郎が自ら居住するために建てた個人住宅で、戦後は政府に接収されたのち、高…

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