台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

リノベカフェ・飲食

製糖工場跡を活用したアーティストの文創拠点【新東糖廠文化園区】@都蘭(台東縣)

新東糖廠文化園区(都蘭糖廠)は、1933年、台東縣都蘭に建設された民間の製糖工場「新東糖廠」がリノベーションされた文化施設である。この場所は東台湾では比較的早い時期に建設された製糖工場の一つだったが、1991年に操業が停止し、2002年には歴史建築と…

軍人住宅の集落をかっこよくリノベした文化施設【清水眷村文化園区】@清水(台中市)

清水眷村文化園区は、台中市清水区にある眷村(軍人・軍属住宅地)の住宅群をリノベーションし、展示、アート活動、イベントなどが行われる文化施設として2014年にオープンした。 この眷村は、日本統治時代に日本海軍の関連施設が置かれていた場所で、戦後の…

老屋建築の一角を使うコーヒースタンド【Supiido】@嘉義

嘉義市東区北榮街にある老屋建築には、コーヒースタンド「Supiido」と飲食店「海森」の二つの店が入っている。通り側の三角コーナーに面した小さな店舗がSupiido、横の路地から入る奥の空間が海森という構成で、同じ建物を前後で使い分けているような形にな…

ショップや飲食店が並ぶ製糖工場を活用した文創園区【月眉糖廠】@后里(台中市)

台中市后里にある月眉糖廠は、日本統治時代の1909年に建設された製糖工場を活用した観光商業施設である。当時、日本統治下の台湾では製糖業が重要な産業であり、月眉糖廠もその一つとして、台中地域のサトウキビ生産を支える製糖拠点として稼働した。工場は1…

旧警察宿舎の日本家屋を活用した台東のカフェ【TAIMALI 太麻里文創咖啡館】@台東

TAIMALI 太麻里文創咖啡館は、日本統治時代の日式住宅(日本家屋)をリノベーションして2017年にオープンしたカフェである。建物は、かつて台東県警察局の宿舎(警察官舎)として使われていた住宅で、現在はその空間を活かした文創カフェとして利用されてい…

科挙試験の遺構がさや堂での展示カフェに再生【臺灣府儒考棚】@台中

臺灣府儒考棚は、清時代の台湾省城(現在の台中)で科挙試験を行うために建てられた施設である。建物は1891年に建設され、1893年に試験施設として使用が開始された。 1895年に日本統治が始まり科挙制度が廃止されると、施設の多くは解体されたが、この建物は…

嘉義の老舗仕立て屋をリノベしたレトロ喫茶【新華美西装社】@嘉義

新華美西装社は、1957年に開業した木造建築の背広仕立て屋で、リノベされて2022年にカフェとしてオープンした。元の建物は、1階が仕立て屋の西装社の店舗、2階が住居という角地に建つ商住一体の特徴をもつ。戦後に建てられた建物であるが、日本的都市住宅の…

台東・鐵花村に残る元駅長宿舎の日本家屋カフェ【鐵花・村長的家】@台東

鐵花・村長的家(村長の家)は、旧台東駅周辺を再開発したエンタメエリア「鐵花新聚落」の中にある日式住宅(日本家屋)をリノベしたスイーツカフェである。村長的家は、日本統治時代に建てられ、旧台東駅の駅長宿舎として使用されていた。 室内は日本家屋の…

大稻埕のランドマーク的存在でお土産と雑貨を楽しむ【小藝埕】@台北

小藝埕は、清時代の街屋がリノベーションされたもので、クリエータショップ、お土産ショップ、ブックカフェ、バーなどが入居し、台湾の生活文化やクリエイティブ分野を発信する拠点の一つである。1階にはBOOKBAR1920、台湾物産、小藝集、2階には爐鍋咖啡、AS…

台湾では珍しい2階建ての日本建築と宿舎群のカフェ・レストラン【民雄日式招待所文創園区】@民雄(嘉義縣)

民雄日式招待所文創園区は、日本統治時代の1940年に建てられた民雄放送所(中央廣播電臺民雄分臺)の日式(日本家屋)の招待所と職員宿舎群で、リノベーションされ2017年に文創園区としてオープンした。招待所は、民雄放送所の幹部や来客の接待施設として使…

日本家屋と新建築が融合するカフェ・レストラン【輝室】@台北

輝室は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2025年にレストランとしてオープンした。当時は、台湾大学法学部教授であり司法院院長・司法院大法官を務めた戴炎輝の住宅であった。2017年に市定古蹟に指定されてい…

旧機関車庫をリノベーションした台東のカフェ【機関車庫 Tea House 1917】@台東

機關車庫Tea House 1917は、日本統治時代の1917年に建てられた旧機関車庫をリノベーションし、2025年にオープンしたカフェ・レストランである。 この機関車庫では、列車の整備・修理が行われていた。台湾東部の鉄道網にあった三大機関車庫のうち、唯一現存す…

駅舎と鉄道と電車を残すパークリノベ【鉄道芸術村】@台東

鉄道芸術村は、1922年から運行が開始された軽便鐵道の終着駅舎(旧台東駅)とその周辺にある鉄道遺構が文創園区としてリノベーションされたものである。 かつて、台東と花蓮を結ぶ台湾東部を走っていた台東鉄道は、台湾主要部の鉄道とは異なる規格であったた…

旅館や和食レストランにリノベされた日本家屋群【台東北町日式宿舎群】@台東

台東市の「北町日式建築宿舍群」は、日本統治時代の1940年代初頭に建設された日式住宅(日本家屋)ので、主に台東中学校と高等女学校の職員宿舎や、地方公務員の寮として利用されていた。台東県政府はこれら17棟の日式住宅群を歴史建築として2007年に登録し…

まだ現役の製糖工場に隣接するレンガ造宿舎のリノベ【善糖文化園区】@台南

1904年設立された「台南製糖」は1961年に「善化糖廠」となり、現在もその製糖工場は台湾に残る2つの稼働中の製糖工場のひとつである。 善糖文化園区は、その稼働中の製糖工場に隣接する4つの赤レンガ造りの宿舎群を、カフェ、ベーカリー、レストランにリノベ…

近代遺産の製糖工場をMAXでエンタメパークにした【十鼓文創園区】@台南

十鼓文創園区は、日本統治時代の1910年、日本の「台湾製糖有限公司」によって生産を開始した製糖工場のリノベーションである。1992年には役目を終えて閉鎖され、1993年、台南区役所が管理を引き継いだ。その後、2005年に、活動の場を探す打楽器パフォーマン…

製糖設備が稼働当時の状態で残された圧巻の空間【橋頭糖業文化園区】@高雄

橋頭製糖工場は、日本統治時代の1902年に、台湾製糖株式会社が台湾で最初に稼働した本格的な製糖工場であった。1999年まで稼働し、台湾の製糖業を支えたが、現在はリノベーションされ、橋頭糖業文化園区として公開された。2008年には高雄市の市定古蹟に指定…

原住民文化も継承される製糖工場のリノベ【台東糖廠文創園区】@台東

台東糖廠文化創意産業園区は、かつての製糖工場がリノベーションされた施設である。この建物は1913年に建設され、日本統治時代には「台東製糖株式会社」に属し、1957年にはパイナップル工場も併設して東部のパイナップル産業を支えたが、1996年に操業を停止…

宜蘭の文化創意を牽引する製紙工場リノベ【中興文化創意園区】@羅東

中興文化創意園区は、かつて日本統治時代の1935年に「臺灣興業株式會社」として設立された中興製紙工場で、台湾最大、さらには東南アジア最大の製紙工場として広く知られていた。戦後、1959年に国民党政権に引き継がれ、国営企業「台湾中興紙業股份有限公司…

台湾東部で文化創造産業を牽引する近代産業群【花連文化創意産業園区】@花連

花連文化創意産業園区は、1913年に設立された台湾総督府専売局花蓮港支局花蓮酒工場という名の醸造所であった。1988年にこの地での醸造は終わりを迎えた。2002年には歴史建築に登録されている。 ここは、台湾が推進する5大文化創意産業園区の一つであり、敷…

台湾人が最も行きたい文創スポット第一位【華山1914文化創意産業園区】@台北

華山1914文化創意産業園区の前身は日本統治時代に日本が1914年(大正3年)創業した醸造所「日本芳釀株式會社」。戦後、国民党政権によって米酒、紹興酒などいろんな酒が製造されてきたが、1987年に閉鎖された。その後12年間は放置され、その間に台湾の若者が…

大稻埕でおみやげ、飲食、体験が楽しめる【百事合|合芸埕】@台北

合芸埕は、日本統治時代に建てられた街屋がリノベーションされたマルチショップで、階ごとに異なる複合利用がされている。1階には、生活雑貨やデザイン雑貨を扱うセレクトショップ「百事合」が入居し、2階には、台湾茶を提供するティーハウス「永楽春風茶館…

日本の寺院建築、日本家屋、レンガ造の融合【西本願寺廣場|台北市立文献館】@台北

西本願寺廣場は、1912年から徐々に完成していった淨土真宗本願寺派の寺院の一部をリノベーションして2013年に公開された。当時は本堂、鐘楼、会館、輪番所などを備えた本願寺(京都)の別院のひとつであった。1975年に火災で本堂を含む主要な建物が焼失し、…

近代建築をリノベした鉄道好きにはたまらない博物館【国立台湾博物館鉄道部園区】@台北

国立台湾博物館鉄道部園区のもともとの建物は、日本統治時代の台湾総督府土木課技師だった森山松之助による設計で、1920年に全体が完成した旧台湾総督府鉄道部庁舎である。それがリノベーションされ、2020年にオープンした。戦後は台湾鉄路管理局の庁舎とし…

|2026新年の装い|おみやげ満載の台湾トラベルの定番スポット【林百貨店】@台南

林百貨店は、日本統治時代の1932年に建てられた百貨店で、リノベーションされ2014年にオープンした。当時は「五層楼」と呼ばれ、台南市のモダンな象徴であったが、1945年に日本統治が終了した後、営業を停止し、長らく活用されていなかった。1998年には歴史…

通りからは想像できないおしゃれ中庭があるレストラン【聯藝埕】@台北

聯藝埕は、清時代から続く街屋がリノベーションされてイタリアレストラン「LE LABO」としてオープンしている。建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋の伝統的なものである。 レスト…

清時代の街屋にクラファン使ったセレクトショップ【貝殻好室】@台北

貝殻好室は、台北の観光地の迪化街にある清時代からある街屋がリノベされたものである。建設年は1850年代で、間口が狭く奥行きが深い敷地に、平屋の部屋(一進)、三階建て(二進)が建ち、部屋の間に採光と通風を確保する中庭(天井)を設けられる伝統的な…

多彩な空間と機能が混ざりあう複合クリエイティブ空間【新富町文化市場 U-mkt】@台北

新富町文化市場(U-mkt)は、1935年に新富町食料品小売市場として開設された公設市場がリノベーションされた複合クリエイティブ施設として、2017年にオープンした。ここは大型商業施設の進出や周辺市場の影響により事業が停滞していたが、2006年には市指定古…

みんなが訪れる大稻埕で8つの街屋が順々にリノベ【大藝埕|ArtYard】@台北

大藝埕|ArtYardは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクトである。運営は「世代群(ArtYard運営チーム)」が担っていて、2011年に最初の拠点である「小藝埕」がオープンした。以降、エリア内で徐々に街屋を…

バロック様式の芸者屋がリノベカフェに【青雲MISTY】@台北

青雲MISTYは、日本統治時代に「和泉楼」や「醉花園」として知られた芸楼(芸者屋)だったものが、リノベーションされて2025年からはカフェとして運営されている。 時代とともに老朽化したが2014年には歴史建築として登録されている。建物は、バロック様式の…

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