台湾リノベ+文化創意 TJ Creativity-Culture

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションによる地方創生を紹介しています。

花連

客家文化と日本の伝統建築が融合する【花蓮市好客文化会館】@花連

花蓮市好客文化会館は、日本統治時代の1936年に、台北地方裁判所花蓮港支部の職員寮として建てられた日式住宅(日本家屋)2棟をリノベーションしたもので、2018年にオープンした。 かつて花連には多くの客家人が移住してきていた。その客家文化や歴史を展示…

おしゃれなショップとカフェがいい感じで集まる【又一村文創園区】@花連

又一村文創園区は、もともと1960年代に建てられた菸酒公賣局の宿舎群で、リノベーションされ2021年にオープンした。 2階建ての8棟の建物が2列に並んでいる。1階部分の店舗にはそれぞれが異なるコンセプトを持つ、手作りアイテムや特産品のショップ、カフェや…

台湾東部で牽引する文化創造産業園区【花蓮文化創意産業園区】@花連

花蓮文化創意産業園区は、1913年に設立された台湾総督府専売局花蓮港支局花蓮酒工場という名の醸造所であった。1988年にこの地での醸造は終わりを迎えた。 ここは、台湾が推進する5大文化創意産業園区の一つであり、敷地面積は約3.3ヘクタールに及で、かつて…

日本式住宅が宿泊施設になって泊まれる【花連観光製糖】@光復(花連)

花蓮観光糖廠は、1921年に日本統治時代に設立された製糖工場大和工場を観光施設として活用した人気スポットである。当時は、台湾の中でも最大規模の生産量であった。戦後は台湾糖業公司が「花蓮糖廠」として2002年に製糖を続けた。 2002年からは、観光製糖工…

最新の日本家屋リノベーションで賑わう【花連将軍府1936】@花連

花連将軍府1936は、日本統治時代、花蓮港陸軍兵事部の中村大佐や幹部クラスの宿舎だった。それら住宅群は、1936年(昭和11年)に建てられ、戦後は国民党軍の住居となり、大佐の住宅は将軍府(将軍の家)と呼ばれた。 2005年に、中村大佐の住宅とその周りの7棟の…

日本的たたずまいの建物の中で鉄道歴史を伝える【花蓮鉄道文化園区】@花連

花蓮鉄道文化園区は、台湾東部の鉄道史を伝える文化施設である。日本統治時代の1910年に、鉄道部花蓮港出張所による鉄道の建設が始まった。この出張所は、運営業務所や工務所などを備え、小規模ながら鉄道局の機能を持っていた。 1943年に「花蓮港鉄道事務所…

Uターンした原住民若者が始めた原住民コンテンツ【阿改玩生活 耕吧園区】@花連近郊

阿改玩生活 耕吧園区(Agai Lifestyle Gengba Park)は、自然と調和したライフスタイルを提案する体験型施設である。これらは、タロコ族の若者がUターンして原住民体験ができるツーリズムでもある。 農業体験や地元食材を活かした料理、手作りワークショップ…