台湾リノベ+文化創意 TJ Creativity-Culture

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションによる地方創生を紹介しています。

(元)眷村

1949年、中国本土で共産党に敗れた中国国民党が、多くの政府官僚、公務員、軍人らに台湾に移住させたエリアを眷村(日本語読みで「けんそん」)という。眷村の住宅には、日本統治時代の建物が多く使われた。

アーティストが集まって一つの村をつくる【宝蔵巌国際藝術村】@台北

宝蔵巖国際藝術村(Treasure Hill Artist Village, 寶藏巖國際藝術村)は、戦後の1940年代後半に国民党政府の軍人やその家族のために建てられた眷村で、エリア的なリノベーションを経て国際的な芸術村として2010年にオープンした。 ここは、1980年代に住民の…

まだまだリノベ工事まっさい中【勝利星村創意生活園区(通海区)】@屏東

勝利星村創意生活園区を構成する3つのエリアのうちの通海区エリア。ここには、9軒の日式住宅(日本家屋)があり、現在もリノベーション工事が続いている。先行して道路側の3軒がレストラン、カフェ、デザインスタジオがオープンしている。 (訪問日2023年12…

たくさんの日本家屋がおしゃれショップに【勝利星村創意生活園区(成功区)】@屏東

勝利星村創意生活園区を構成する3つのエリアのうちの成功区エリア。成功区は道路を挟んで、さらに3つのエリアに分かれている。園区の中には、22の日式住宅(日本家屋)がリノベーションされ、レストラン、カフェ、文化創意のグッズや地域の特産品を扱う多彩…

とにかく日本家屋がたくさん3エリアで個性を楽しめる【勝利星村創意生活園区 V.I.P Zone】@屏東

勝利星村創意生活園区は、もともと日本統治時代に屏東飛行場関連の宿舎群として建設された日式住宅(日本家屋)をエリア全体でリノベーションしたものである。 日本占領時代の1927年に、日本の陸軍飛行隊が屏東に駐したため、その軍人が暮らすため、屏東飛行…

日本家屋群がショップやカフェの人気エリアに【水交社文化園区】@台南

水交社文化園は、日本統治時代の台南海軍航空部隊の軍人家族のために建てられた日式住宅の宿舍群が、戦後国民党の眷村となっていたものがリノベーションされたものである。 2004年に、台南市が市定古跡に指定し、2019年に水交社文化園区としてオープンした。…

日本家屋がもっとも大切に保存活用される【勝利星村創意生活園区(勝利区)】@屏東

勝利星村創意生活園区を構成する3つのエリアのうちの勝利区エリア。勝利区は、最後のガイドマップにあるように、そのエリア規模は大きく、48もの日式住宅群である。それぞれのリノベ後には、レストラン、ベーカリー、カフェ、ファッション、書店、文化創意の…

台北101との対比も、お土産ショップも充実の【四四南村】(信義公民會館)@台北

四四南村は、もともと台北市にあった眷村で、広場、展示(文物館)、ショップなどが複合した商業施設にリノベーションされ、2007年にオープンした。敷地面積は約1.4haの敷地のなかに、歴史的価値を持つ4棟の建物が残されている。これらの建物は、日本統治時…

当時の暮らしを再現する【再見捌捌陸(台湾眷村文化園区)】@高雄

再見捌捌陸(台湾眷村文化園区)は、日本統治時代に建設された旧日本海軍の軍官宿舎を戦後に眷村として再利用した施設で、リノベーションされ2018年に文化施設としてオープンした。戦後は中華民国政府が国共内戦後に移住した国民党軍人とその家族の住宅とし…

軍人が住んでいた一帯に絵を描き続けた【彩虹眷村】@台中

彩虹眷村(レインボービレッジ)は、台中にある観光スポットで、鮮やかなウォールアートが特徴的である。この地区は、1949年に中国大陸から移住してき国民党の軍人が住む眷村であったが、建物の老朽化により取り壊し(再開発)が予定されていた。 この地区に…

円形の建物で公園を囲む映え団地【果貿社区】@高雄

果貿社区は、台湾高雄市左営区に位置する住宅地で、円形の建物配置が特徴である。この住宅地は1960年代に軍事村(眷村)のひとつとして、軍人やその家族のための住宅地として建設された。(訪問年月:2019年7月) ↑台湾ランキングに参加中!