台湾リノベ+文化創意 TJ Creativity-Culture

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションによる地方創生を紹介しています。

(元)職員宿舎

台湾の日本統治時期(1895 年~1945 年)に台湾の生活や暮らしを支えた、公務員、教員、警察官、工場役員などの宿舎。

提灯デコレーションが特徴的な【中平路故事館】@桃園

中平路故事館は、日本統治時代の1930年に建てられた公務員宿舎で、リノベーションされて歴史館として2015年にオープンした。2010年には歴史建築に登録されている。 この施設は、当時の生活様式や地域の歴史を紹介する展示スペースであり、ワークショップや文…

日本海軍の招待所が超豪華だったってことが分かる【大院子 GRAND COURTYARD】@台北

大院子(GRAND COURTYARD)は、日本統治時代の1931年に建てられた日本海軍の招待所(クラブ)で、リノベーションされて2019年にオープンした。戦後は台湾大学の教職員宿舎となり、2012年に台北市の歴史建築に登録されている。 現在は、展示ギャラリーや歴史…

かつての製糖工場にあったレンガ建物、日本家屋のリノベ【総爺藝文中心】@台南

総爺藝文中心は、日本統治時代の1912年に建てられた明治製糖株式会社の総爺工場と本社をリノベーションしたもので2001年にオープンした。1993年に工場は閉鎖され、1999年には紅楼事務所、工場長宿舎、招待所、日式庭園、百年樟樹群などが県定古蹟に登録され…

民主化運動の歴史が学べるカフェレストラン【壢景町】@桃園

壢景町は、日本統治時代の1914年に建てられた中壢派出所警察官のための日式住宅(日本家屋)による寄宿舎群のリノベーションで2019年にオープンした。戦後も警察宿舎として利用され、2012年には、桃園市政府により歴史建築として登録されている。 壢景町の敷…

日本家屋を白く塗ってデザインした!?【専売局台東出張所宿舎】@台東

専売局台東出張所宿舎群は、日本統治時代に建てられた日式住宅(日本家屋)である所長宿舎と独身寮のリノベーションである。所長宿舎は1937年にでき、83㎡の大きさがある。独身寮の方は1938年にでき、その後1941年に増築されて107㎡となり、その中に3部屋が…

日本統治時代の市長の暮らしが分かる【實町藝文中心】@台東

實町藝文中心は、日本統治時代我の昭和12年(1937年)に当時の市長公邸として建てられた日式住宅(日本家屋)とその隣にある3棟をリノベーションした文化施設である。戦後は台東市庁に引き継がれ、公務員寮として使用されていた。その後、2012年に台東県に…

職員宿舎として使われた日本家屋のリノベ【埔心故事館】@桃園

埔心故事館は、日本統治時代の1907年に建てられた楊梅茶業改良場の職員宿舎だった日式住宅(日本家屋)のリノベーションと新築施設からなる茶與埔心地方文化園区である。 埔心は日本統治時代に台湾の重要なお茶生産地であり、この日式住宅はその役割から、20…

桃園駅近に残った日本家屋群のリノベエリア【桃園77藝文街】@桃園

桃園77藝文街は、日本統治時代に警察宿舎として使われた日式住宅(日本家屋)をリノベーションされ2018年にオープンしている。 1937年に当時6棟が建設されたが、2011年の火災や長年の荒廃で4棟が残り、桃園市によって2013年には歴史的建造物として登録されて…

宜蘭の原住民文化を空間とグッズに【蘭陽原創館】@宜蘭

蘭陽原創館は、もともと日本統治時代に宜蘭小学校があった場所に、戦後、宜蘭県政府の旧宿舎群であった。それらが2016年に歴史的建造物に指定され、2019年から3年をかけ活用のためのリノベーションがされ、2021年にオープンした。この宿舎群は、レンガ造りと…

人気のショップ、カフェが集まる刑務所職員宿舎跡のリノベ【榕錦時光生活園区】@台北

榕錦時光生活園区は、かつての「台北刑務所官舎」の職員宿舎をリノベーションし、複合商業施設として2022年9月にオープンした。この施設には、リノベーションされた22棟の日式住宅に、台湾で人気の飲食店や雑貨店など15店舗が入居し、人気のスポットとなって…

通りから一歩入ったとろこに隠れた連続ショップ【台水宿舎商場】@台中

台水宿舎商場は、もともと台湾の水道局(台湾自来水公司)の職員宿舎群だったものをリノベーションし、商業施設として生まれ変わったものである。この施設の1,2階には、多くのファッションやアクセサリーのショップやカフェ、飲食店などが入居し、手続き…

おしゃれなショップとカフェがいい感じで集まる【又一村文創園区】@花連

又一村文創園区は、もともと1960年代に建てられた菸酒公賣局の宿舎群で、リノベーションされ2021年にオープンした。 2階建ての8棟の建物が2列に並んでいる。1階部分の店舗にはそれぞれが異なるコンセプトを持つ、手作りアイテムや特産品のショップ、カフェや…

台中の夜はここでリノベと料理を楽しめる【緑光計画範特喜文創聚落】@台中

正式名称は「緑光計画範特喜文創聚落」である。1950年代に使用されていたが、20年近く放置されていた水道会社の寮が、2013年にカフェ、雑貨店、ブティック、レストランなどの商業施設にリノベーションされた。この施設の主要コンセプトは、名前にもある「緑…

卓也小屋の定番デザインテイストが活きる【卓也竹園町】@台南

卓也竹園町は、1935年に日本統治時代末期に建てられた日本家屋のリノベーションで、当時は台南州の官僚宿舎として使用されていた。この地区にはかつて多くの日本家屋が建ち並んでいたが、庭付きのこの一棟だけが現存し、他はすべて取り壊されていた。台南市…

日本的な雰囲気づくりがうまい【大目降文化園区】@新化

日本統治時代の警察官の武道場(新化武徳殿)、元警察官舎群、旧新化郡役所宿舎群をリノベーションした園区(パーク)。新化武徳殿は、1936年(昭和11年)に完成した警察官が剣道や柔道を練習する武道場のリノベ。その東側にあった公務員の日式住宅は1920年…

今も小学校校庭内に残る当時の教員宿舎【新街国民小学藝文館】@桃園

新街国民小学藝文館は、日本統治時代の昭和初期に建てられた日式住宅(日本家屋)の教員宿舎をリノベーションし、2014年にオープンした。2003年には歴史建築物に登録されている。今も小学校の敷地内にある。(訪問年月:2024年2月) ↑台湾ランキングに参加中…

虎尾の文化が展示される【雲林故事館】@虎尾

雲林故事館は、日本統治時代の1920~23年に建てられた日式住宅(日本家屋)であった虎尾郡守官邸をリノベーションして2006年11月にオープンした。当時は郡守の官邸であったが、1996年に廃止され、2001年には雲林県の歴史建築に登録されている。 この施設では…