台湾リノベ+文化創意 TJ Creativity-Culture

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションによる地方創生を紹介しています。

(元)鉄道

日本統治時代に開発された鉄道路線、駅舎、鉄道運行に必要な倉庫や宿舎などの建物群。それらの一部は、新たな路線や、駅舎の建設により廃止されて、リノベーションされている。そこには、保存状態のよい電車や、模型、歴史展示などが設置されている。

木造駅舎と日式住宅の関連施設のリノベ【林鳳営故事館(林鳳営車站道班房宿舎)】@台南

林鳳営故事館は、日本統治時代の1933年に建てられた鉄道職員宿舎(林鳳営車站道班房宿舎)と駅舎に関連する詰所であったものがリノベーションされ、2017年にオープンした。日式住宅(日本家屋)の職員宿舎は、2005年に歴史建築として登録されている。 ここで…

まだまだ残ってる日本統治時代の木造駅舎のリノベ【新北投車站】@北投

新北投車站は、日本統治時代の1916年に建てられた木造駅舎で、リノベーションされ2017年にオープンした。当時は、新北投温泉への観光客を運ぶ鉄道駅であったが、1988年に廃止され、2017年には台北市文化資産に登録されている。 この施設は、日本統治時代の木…

桃園市の未来交通計画が知れる駅倉庫リノベ【桃園軌道願景館】@桃園

桃園軌道願景館は、日本統治時代の1936年に建てられ、かつて日本通運桃園出張所の貨物倉庫として活躍した建物をリノベーションして2018年に鉄道博物館としてオープンした。2016年には歴史建築として登録されていた。 館内は、桃園市の鉄道の将来像の展示や鉄…

鉄道好きにはもちろんリノベ好きにもたまらない【国立台湾博物館鉄道部園区】@台北

国立台湾博物館鉄道部園区は、日本統治時代の1920年に全体が完成した旧台湾総督府鉄道部庁舎をリノベーションしたもので、2020年にオープンした。戦後は台湾鉄路管理局の庁舎として使用されていたが、1990年に閉鎖され、 2005年には国定古蹟に指定されている…

保存状態のよい車両の展示もある【哈瑪星鉄道文化園区+旧打狗駅故事館】@高雄

哈瑪星鉄道文化園区は、1900年に開業した高雄港駅(旧称:打狗駅)と線路の跡地につくられてた。歴史館として残す他、車両の展示がされる文化園区である。 2008年に駅としての役割を終えた後、高雄港駅舎は鉄道の歴史を紹介する旧打狗鉄道故事館として2010年…

音楽フェス会場ふくむ旧台東駅周辺エンタメエリア【鐵花新聚落】@台東

鐵花新聚落は、2001年に新しい台東駅が完成したことによって廃駅となった旧台東駅エリアのリノベーションである。このエリアには、鐵花村音楽聚落(2010年~)、鉄道芸術村、TTstyle原創館、台東故事(歴史)館、台東県農漁物産館などの多くのエンタメ施設、…

駅舎と鉄道と電車を残すエリアリノベ【鉄道芸術村】@台東

鉄道芸術村は、軽便鐵道の終着駅舎(旧台東駅)とその周辺にある鉄道遺構が文創園区としてリノベーションされたものである。 かつて、台東と花蓮を結ぶ台湾東部を走っていた台東鉄道は、台湾主要部の鉄道とは異なる規格であったため、1980年代から90年代にか…

リノベーション工事が終わるのが待ち遠しい【台北機廠 鉄道博物館園区】@台北

台北機廠鉄道博物館園区は、日本統治時代の1935年に完成し、2013年まで稼働していた歴史的な鉄道工場をリノベーション真っ最中の施設である。台北機廠は台湾で最も古い鉄道車両整備工場であり、2015年に国定古蹟に指定されている。敷地内の「澡堂」(工員た…

プラットフォームも線路もまるごと活用【臺中驛鐵道文化園区】@台中

台中駅鉄道文化園区は、台中の歴史と文化が感じられる魅力あふれるリノベスポットである。元々の台中駅は日本統治時代の1917年に完成し、その後も台中の重要な交通拠点として長く親しまれてきた。2016年に新駅舎が完成し、駅舎としての役割を終えた旧駅舎は…

日本的たたずまいの建物の中で鉄道歴史を伝える【花蓮鉄道文化園区】@花連

花蓮鉄道文化園区は、台湾東部の鉄道史を伝える文化施設である。日本統治時代の1910年に、鉄道部花蓮港出張所による鉄道の建設が始まった。この出張所は、運営業務所や工務所などを備え、小規模ながら鉄道局の機能を持っていた。 1943年に「花蓮港鉄道事務所…

鉄道の大ジオラマも楽しめる【駁二蓬莱倉庫街】@高雄

高雄にある駁二芸術特区の最も西側に位置する蓬莱路にある倉庫群のリノベ ーション。駁二全体の倉庫群は1973年にオープンしたが、その後、高雄市のアートまちづくり戦略で、リノベーションが始まり、この蓬莱倉庫群もその一つのエリアとなった。4棟からなる…

リノベーション真っ最中(一時閉鎖中)【台中駅旧倉庫街-20号倉庫藝術特区】@台中

20号倉庫藝術特区は、日本統治時代の1917年に建てられた台中駅の貨物倉庫群だったものがリノベーションされ2000年6月にオープンし、一時、アート作品の展示やパフォーマンスを行うスペース、カフェとして稼働していた。 2018年に閉鎖され、現在は大規模な再…