不老夢想125號は、1933年に日本人眼科医・宮原武熊(「宮原眼科」の創設者・院長)が建てた別邸をリノベーションしたもので、高齢者が働くレストラン「不老食光」が入る高齢者向け文化創意施設である。
戦後は、1989年まで台中市長公館として利用され、2002年には歴史建築として登録された。2004年から文化・芸術拠点「市長官邸芸廊」として運営されていた。2016年からは弘道老人福利基金会が「シニア+クリエイティブ協働参画」をコンセプトとする「不老夢想125號」に再生、高齢者の就業支援や社会参加を促進する拠点となっている。
建物は、洋館を主体として、日本家屋の要素や昭和初期のモダニズムの影響も見られる和洋折衷住宅。列柱のバルコニーやアーチ型の外観が特徴でもある。2019年には附属建物の修復も進み、同年には紀念建築「宮原武熊宅邸」へと登録変更された。(訪問年月:2026年6月)
- 文化資産登録名称:宮原武熊宅邸
- 文化資産分類:紀念建築 建物種類:宅第
- 指定登録年月:2019年12月
- リノベ設計:黃棟群建築師事務所

△洋館部分の外観。当時としてはかなりの格式があったと思われる。

△洋館部分を中庭からみたところ。

△バルコニーの列柱や入口のアーチなど、洋館部分には様式美がみられる。

△洋館部分の室内。現在改修中だが、シャンデリアなど豪華な様子。

△レストランになっている日本家屋の外観。

△和洋折衷の日本家屋側。

△中庭から日本家屋を眺める。

△テラスにもなっている中庭。奥には、この建物の歴史展示もある。

△日本家屋でリノベされたレストラン「不老食光」の客席。元々、日本家屋の縁側。

△テーブル席の客席。手前のキッチンはパナソニックの寄付。

△ミーティング室。

△この施設を紹介する展示空間。

△元の建物の配置。左側が洋館、右側が日本家屋。居間や縁側とあるところがレストラン部分。
この和洋折衷の住宅を建てた宮原武熊は、「宮原眼科」の創設者・院長だった人でもあり、宮原眼科はスイーツおみやげ店としてリノベされて、にぎわっている。
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