台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

味のある侘び寂び感がデザインされた日本家屋【北斗郡守官舍】@北斗(彰化縣)

北斗郡守官舍(彰化縣二二八暨人權紀念館)は、日本統治時代の1937年頃に建てられた郡守(現在の県知事)が住んだ日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2018年にオープンした。2008年には歴史建築に登録されている。

この建物は他の多くの日本家屋と同じような木構造、入母屋造、瓦、台湾檜が使用されているが、外壁の経年変化の味がうまくデザインされていて侘び寂び感が絶妙である。この施設では、二二八事件や人権に関する展示が行われている。(訪問年月:2025年5月)

建物のプロフィール
  • 文化資産登録名称: 北斗郡守官舍
  • 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施
  • 指定登録年月:2008年4月
  • リノベ設計:徐裕健建築師事務所

 

北斗郡守官舍の入口外観を撮影した写真。外壁の古さの出し方が絶妙で、当時の雰囲気をよく残している。

△北斗郡守官舍の入口。外壁の古さの出し方が絶妙。

北斗郡守官舍の手前に位置する応接室部分の外観を撮影した写真。

△手前側は応接室の外観。

北斗郡守官舍の女中室や炊事場側から見た外観を撮影した写真。

△女中室や炊事場側からの外観。

北斗郡守官舍の縁側部分を撮影した写真。台湾の気候に合わせた高床構造がよく分かる。

△縁側の様子。古さがうまく出ているし、台湾の気候に合わせた高床がよく分かる。

北斗郡守官舍の広縁と細い窓枠を撮影した写真。室内には二二八事件に関する資料が展示されている。

△広縁と細い窓枠。二二八事件の資料が展示されている。

北斗郡守官舍内部の展示空間を撮影した写真。歴史資料や関連展示が並ぶ。

△室内の展示。

北斗郡守官舍の建物構成を示す間取りマップを撮影した写真。

△間取りマップ。

MAP
PVアクセスランキング にほんブログ村