嘉芸点水道頭文創聚落は、日本統治時代の1930年代につくられた水道供給関連の日本人職員、技術者宿舎の日式住宅(日本家屋)群のリノベーションである。
この日式住宅群のは、日本統治時代の1933年に建設された水道配水塔を中心とする近代的な浄水・水道供給の拠点として機能していたエリアに隣接している。名称の「水道頭」は当時の浄水・水道供給場を示す言葉である。この水道配水塔は県定古蹟に、浄水・水道供給場が文化景観に登録されている。
ここの日式住宅群は7棟が残されていて、戦後も台湾人の住居や公共施設として利用されてきたが、文化的価値が見直され、嘉義縣初の文化創意空間としてリノベされた。現在、この文創聚落の7棟にはカフェ、飲食店、手工芸ショップ、展示スペースなど10のショップが入居し、地域文化の発信拠点となっている。(訪問年月:2025年2月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録:なし(隣接の浄水・水道供給場は県定古蹟、文化景観登録)
- リノベ設計:非公開

△パークのエントランスにある文創輔導中心。情報拠点の役割を果たすほか、この地での文創のプロモーションや指導を行う。

△文創輔導中心内部の展示。

△金属加工ショップと無農薬お菓子のショップが入る棟。

△金属加工ショップではDIY加工ワークショップも開催される。

△地元の食材を使った創作料理がいただける誠農食堂。

△誠農食堂のテラス。

△誠農食堂の入り口。

△陶芸、布工芸、フラワーアレンジメントなどが楽しめる好日作工作坊。

△方舟森林。

△縣定古蹟に登録されている近接する給水塔。

△パーク案内ガイド。
MAP
