国立台湾師範大学行政大楼は、日本統治時代の1928年に建てられた台北高等学校(当時)の本館で、現在も大学の本部施設として使用されている。当時は校長室、会議室、事務室、図書閲覧室などを備えた中心施設であった。設計は台湾総督府営繕課長の井手薫によるもの。戦後は現在の国立台湾師範大学へと継承され、隣接する教室棟、講堂などと一緒に2003年に市定古蹟に指定されている。
建物は3階建てで中央部を強調した左右対称の構成と赤レンガの外観が特徴で、尖頭アーチなどを用いた近世ゴシックの意匠が取り入れられている。水平に長い建物の中に垂直性が強調されて、垂直性と水平性が併存するデザインも印象的。(訪問年月:2023年3月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:臺灣師範大學原高等學校校舍(講堂、行政大樓、文薈廳、普字樓)
- 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:其他設施
- 指定登録年月:2003年8月
- リノベ設計:非公開

△行政大楼の正面ファサード。とても威厳があるデザイン。

△行政大楼は横に長い。

△行政大楼の隣に講堂が建つ。手前に水盤。

△右側の行政大楼と左側の教室棟で囲まれた中庭。

△講堂の正面ファサード。こちらも様式美がある。

△小講堂の外観。

△小講堂はイベントができるホール。
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