売捌所は、日本統治時代の1938年に建設され、当初は煙草の卸売販売所として機能していた。戦後は公務員宿舎として利用され、2003年に県定古蹟に登録された。その後、リノベされ2009年にオープンしている。
この建物はめずらしい二階建ての木造住宅で、伝統的な間取りや中庭も残され、木造の架構や細部装飾に往時の雰囲気がよく残されている。
現在、この施設の1階にはカフェ、ショップ、展示スペースが設けられ、2階はフリースペースとなっていて、週末にはイベントが開催されるなど、交流の場としても活用されている。
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:舊宜蘭菸酒賣捌所
- 文化資産分類:縣(市)定古蹟 建物種類:其他設施
- 指定登録年月:2003年6月
- リノベ設計:詹益忠建築師事務所

△売捌所の正面外観。

△入口部分。

△看板と入口。

△カフェの様子。
MAP
