多田栄吉故居は、日本統治時代の1934年に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2016年にオープンした。当時は淡水街の街長官舎であったが、戦後は国民党政府のものとなり、2005年には新北市市定古蹟に登録されている。多田栄吉は、日本統治時代に淡水街長を務めた人物で、淡水での水道の導入や都市の近代化に大きく貢献したことで知られている。この日式住宅も、台湾で初期に水道設備を備えた住宅の一つである。
この施設では、多田栄吉の業績や当時の淡水の暮らしを紹介する展示がなされている。また、淡水河を見下ろす高台に建っていて、室内からもその眺めを味わえる窓構成になっている。(訪問年月:2025年3月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:淡水街長多田榮吉故居
- 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:宅第
- 指定登録年月:2005年4月
- リノベ設計:符宏仁建築師事務所

△正面外観。開放的な作り。

△台湾の気候に合わせ高床であるのが分かる。窓からは淡水河の眺望が楽しめる。

△畳の和室と続き間の様子。

△ガジュマルの大木と左側には淡水河の眺望がひらける。

△撮影スポット。
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