大屯郡役所は、日本統治時代の1924年に建てられた台中州大屯郡の行政官署で、リノベーションされ2022年に公開された。当時は郡の行政を担う役所として使用されていたが、戦後は軍に接収され、1963年には憲光七村として国軍関係者とその家族の居住地としても一時利用されていた。2006年には歴史建築に登録されている。
建物は、コの字型平面のレンガ造の基盤の上部に軽金属の上屋が増築されている。現在は、期間限定の展示や文化活動にて活用されている。また、同じ街区内にある台中州庁附属建築群とともに、広場を囲むように配置され存在感を持っている。(訪問年月:2026年3月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:大屯郡役所
- 文化資産分類:歴史建築 建物種類:衙署
- 指定登録年月:2006年11月
- リノベ設計:郭俊沛建築師事務所

△大屯郡役所の全体外観。白い帯をもつレンガ造の基盤の上に軽金属の上屋の増築。この改変に対しての論争も起きている。

△正面ファサード。レンガ造を基調として、白い列柱と帯。

△大屯郡役所(右)と台中州文書倉庫(左)との間のエントランス。

△コの字型で囲まれた広場からの景観。

△広場から大屯郡役所北棟をみる。

△大屯郡役所北棟のレンガ造の廊下。

△木の柱で支える廊下。

△西棟の内部の展示空間。アーチ状の構造が残る。

△レンガ造のアーチと現代的な上部空間。

△敷地内に発掘された清時代の科挙の会場跡。

△全体配置図。3棟ある左側の薄いグリーンがこの施設。
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