台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

武道場が展示スペースに様変わり【大渓武徳殿】@大渓(桃園市)

大渓武徳殿は、日本統治時代の1935年に建てられた武道場で、リノベーションされ2015年にオープンした。当時は警察官や青年が剣道や柔道を修練する場であったが、戦後の1950年には憲兵隊の事務所として使用され、2004年には歴史建築に登録されている。

コンクリート造であるが、木造の入母屋造の屋根に中国唐代建築風の鴟尾(しび)を施した独特の意匠がある。

この施設は、まちじゅう博物館の「大渓木藝生態博物館」を構成する施設群の一部として、木工芸に関する展示を行うスペースとなっている。訪問した時には、木製の椅子展示が行われていた。(訪問年月:2025年2月)

建物のプロフィール
  • 文化資産登録名称:大溪武德殿
  • 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施
  • 指定登録年月:2004年1月
  • リノベ設計:非公開

▽大渓木藝生態博物館についてはこちら。

www.tjcreativeculture.com

武徳殿の全体外観。

△武徳殿の全体外観。

武徳殿の正面外観。屋根の両側に鴟尾が見える。

△正面外観。屋根の両側に鴟尾(しび)がみえる。

武徳殿奥につながる廊下と附属建物の様子。

△武徳伝(奥)につながる廊下と附属建物。

木製椅子の展示と上部に見える木造小屋組の構造。

△展示(木製椅子)と上部の木造小屋組。

武徳殿内部の展示空間の様子。

△展示空間。

世界の24種類の木製椅子が展示されている空間。

△24種類の世界の木製椅子の展示。

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