大藝埕|ArtYardは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクトである。運営は「世代群(ArtYard運営チーム)」が担っていて、2011年に最初の拠点である「小藝埕」がオープンした。以降、エリア内で徐々に街屋をリノベし、現在では大藝埕|ArtYardブランドとして、「○藝埕」という名前がついた8つの建物が、大稻埕エリアの迪化街を中心に展開されている。それらの建物名称は、小藝埕、民藝埕、眾藝埕、聯藝埕、青藝埕、婉藝埕、合藝埕、(學藝埕)。
大藝埕|ArtYardの活動は、老朽化した歴史的街屋をリノベし、文化・商業活動の場として再生することで、歴史資産を保存すると同時に地域ブランドを生み出している。そして、ショップやカフェの運営のほかにも、クリエイターや小規模事業者へ入居機会を提供する創業支援や、アートイベントなど文化・芸術活動をも進めている。
これらの建物の基本的な形の特徴は、間口が狭く奥行きが深い、三進式の構成、騎楼(アーケード)、1階は店舗や倉庫・2階以上は住居、バロック式を中心とした装飾豊かな立面、となっている。三進式とは、奥行きの深い敷地に道路側から3つの部屋(一進、二進、三進)が建っていて、それぞれの部屋の間に採光と通風を確保する中庭(天井)を設ける伝統的な街屋建築の構成である。(訪問年月:2025年9月、2026年1月)
▽大稻埕エリア・迪化街については、こちらから。

△小藝埕の外観とタペストリー。ブックカフェ「BOOKBAR 1920s」、お土産店「台湾物産」が入居する。

△小藝埕の建物に入るブックカフェ。

△民藝埕の外観とタペストリー。民芸品、食器ショップ、カフェ、書店、陶器工作室などが入居する。

△民藝埕のエントランス。

△眾藝埕の外観とタペストリー。迪化街から一本入った路地にある。

△聯藝埕の外観とタペストリー。「LE LABO」という名前のレストランとなっている。

△聯藝埕「LE LABO」のエントランス。

△青藝埕の外観とタペストリー。

△青藝埕のエントランス前にあるオブジェ群。

△婉藝埕の外観とタペストリー。シューズやバックを扱うショップ。

△婉藝埕で販売されるシューズやバック。ここでは、チャイナドレスのレンタル、着付け、ヘアセットが受けられ、まち歩きを楽しめる。

△合藝埕の外観とタペストリー。お土産店。

△合藝埕のエントランス。
