小西伴線は、彰化市の小西街エリアで展開されているエリア再生プロジェクトである。このプロジェクトは、かつて布業と商業で栄えた小西街の歴史を再評価し、現代的デザインと結びつけて地域ブランドを再構築するものである。
「伴線」という名称は、「糸(線)」と「錢鼠(ネズミ)」のデザインを組み合わせたもので、地域の記憶と繁栄への願いが込められている。象徴的な要素の一つが、通路上に描かれた水色のペイントである。このペイントは、地域の歴史的建築物、美食、文創スポットなどをつなぐ役割があって、来訪者をまち歩きへと誘導する道案内にもなる。
このエリアには、三和大旅社、紅葉大旅社などの古くからのレトロな外観をもつホテルが顔をだしているほかにも、若手クリエイターによるショップ展開も活発で、かわいい文具店(愛治文具房)や書店(青青的島)、ギャラリーなどが次々と開業している。これからも、文化的資源と生活文化が共生するエリアリノベのモデルとして、さらなる展開が期待される。これらのことから、2025年に日本のグッドデザイン賞を受賞している。(訪問年月:2025年5月)
- 文化資産登録名称:登録なし
- エリア再生企画:經濟部商業發展署+台灣設計研究院
- エリア再生コーディネイト:嶼人設計工作室設計

△彰化駅近の小西街への入口。案内板を兼ねたベンチ。水色はシンボルカラー。

△通りの路面の水色は、来街者の道案内も兼ねる。建物にはアートが。

△壁面アート。もう一つのシンボルである錢鼠(ネズミ)が描かれる。

△ベンチと壁面アート。三和大旅社(ホテル)の3階から。

△公園とベンチ。

△横断歩道にもシンボルカラーと糸(線)アートが。

△壁面アート。

△壁面での案内と看板アート。

△愛治文具房の外観デザイン。

△愛治文具房では、文具だけでなくステッカー、絵はがき、マステなど幅広い品揃え。

△青々的鳥という独立系書店。

△書店内。入口で靴を脱ぎ、くつろぎコーナーで。

△通りの角にあるショップ(青々的鳥)。

△ショップでは、器や衣類などのグッズを購入。

△Coffee Drinkoneというカフェ。

△レトロな外観の三和大旅社(ホテル)。

△三和大旅社のレセプション。

△金城旅舍(ホテル)のレトロな外観。

△エリアマップ。
