台中市后里にある月眉糖廠は、日本統治時代の1909年に建設された製糖工場を活用した観光商業施設である。当時、日本統治下の台湾では製糖業が重要な産業であり、月眉糖廠もその一つとして、台中地域のサトウキビ生産を支える製糖拠点として稼働した。工場は1999年まで操業し、2020年には歴史建築として登録されている。また、2025年にには、文化部(日本の文科省にあたる)による第1回百大文化基地に2025年に選ばれている。
園区は、かつての製糖工場を中心にショップや飲食店などが配置された構成である。中央には当時の高い煙突と製糖工場の建物が「百年製糖工場」として残されていて、一部では製糖に関する設備や地下トンネルを見学することができる。また屋外には、サトウキビを工場へ運搬していた機関車なども展示されている。
旧工場の周囲には、「台糖」による食品や物産のほか、地元特産品や文創グッズを扱うショップ、土産店やアイスクリーム店などの店舗が並ぶ。旧倉庫などの建物を利用した店舗もあり、食事や休憩ができる場所もある。さらに、劇場や展示スペース、イベントスペースなども設けられており、園区全体が観光と商業を兼ねた施設として活用されている。(訪問日時:2026年3月)
- 文化資産登録名称:月眉糖廠「製糖工場」
- 文化資産分類:歴史建築 建物種類:産業
- 指定登録年月:2010年3月
- リノベ設計:非公開

△「百年製糖工場」として残されている建物正面。煙突が太い。

△製糖工場部分の全体。外壁の色彩劣化がいい雰囲気に。

△工場内の設備の保存展示。

△いろいろな設備が展示されている。

△工場内を観光ミニトロッコが走る。けっこう危ない。

△排煙用に用いられていた煙突したトンネル。現在は、ライトアップもされていて美しい。

△地下トンネルの中央部分からそびえる煙突は下から見上げる展示企画。

△倉庫群は飲食店や子ども向けのプレイルームなどに使われている。

△レストランの様子。木の小屋組が残される。

△子ども向けのプレイグランドの様子。

△木造建物のオフィス棟。

△「康楽館」という名前のゲーム室。

△ショップやお土産店が並ぶショッピングストリート。

△文創グッズを扱うショップ。

△お土産と物産店。「台糖」による食品も並ぶ。

△「萬象劇場」という名の劇場ホール。

△機関車と貨車の展示。

△施設全体のガイドマップ。
