民藝埕は、日本統治時代の1923年に建てられた街屋がリノベーションされ、個性的な手づくりクラフト、民芸品や食器を扱うお土産ショップ、独立系書店、陶器工作室などが同居するマルチショップとして運営されている。
この建物はかつて、大稲埕の名医であった郭火炎や台南の侯家が所有していたもので、迪化街で名を馳せた茅園漢方店が入居していたこともある。建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋の伝統的なものである。
ここは、台北市の大稻埕エリアで展開されている歴史街屋のリノベーション・文化創意プロジェクト「大藝埕|ArtYard」を構成する8つの建物のひとつ。その中でも、民藝埕は唯一台北市の歴史建築として、2005年に登録されている。(訪問年月:2025年9月、2026年1月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:迪化街1段67號店屋
- 文化資産分類:歴史建築 建物種類:宅第
- 指定登録年月:2005年6月
- リノベ設計:非公開
▽大藝埕|ArtYardについては、こちらから。

△「民藝埕」の外観。民芸品、食器ショップ、カフェ、書店、陶器工作室などが入居する。

△騎楼(アーケード)から店内をみる。

△手づくりの食器や雑貨が並ぶ。

△2階にある書店。

△台湾での伝統的な街屋建築である「三進式街屋」の中庭部分。

△裏手の道路側からの外観。1階は陶器工作室。

△1階の陶器工作室の内部。
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