清水眷村文化園区は、台中市清水区にある眷村(軍人・軍属住宅地)の住宅群をリノベーションし、展示、アート活動、イベントなどが行われる文化施設として2014年にオープンした。
この眷村は、日本統治時代に日本海軍の関連施設が置かれていた場所で、戦後の1949年に空軍の補給や航空機エンジン整備に関わる職員宿舎群が建設され、「信義新村」と呼ばれていた。かつて、42戸の住宅があり、複数のタイプの住宅が混在していた。2019年には聚落建築群として文化資産に登録されている。
園区は三つのゾーンに分かれて整備されていて、西側のゾーンでは、住宅の建物を活用して、眷村の生活文化を紹介する展示空間やアーティストの制作スペースが設けられているほか、マーケットや展覧会、ワークショップなどのイベントがある。東側のゾーンには、アートカフェ「言八」や交流スペースが設けられている。中央のゾーンの建物群は現在大規模なリノベーション工事が進められていて、2027年に完成する予定である。(訪問年月:2026年3月)
- 文化資産登録名称:原清水信義新村
- 文化資産分類:聚落建築群 建物種類:眷村
- 指定登録年月:2019年12月
- リノベ設計:吳建志賴人碩聯合建築師事務所

△通りの反対側からの街並み。いろいろなタイプの住宅だったことが分かる。

△歩道からの外観。窓やドアのタイプや色彩もいろいろ。

△敷地内にある路地に面する展示施設。

△眷村やそこでの暮らしの歴史、住宅とデザインなどの展示。

△奥の道路沿いの街並み。

△住宅の骨格の中に組み立てられるアートオブジェ。

△路地から入った中庭に面する住宅。しつらえが気持ちよさそう。

△インフォメーションセンターにある読書コーナー。

△廃墟になった住宅をアートで手を加えて展示している。

△当時の間取りをスケルトン状態で展示。静かでいい雰囲気。

△東側のゾーンにあるアートカフェ「言八」の外観。もともとは軍人村のクリニックだった。

△廃墟になった壁を残して、新しい屋根を付け加えている。

△店内はカフェの客席や交流スペース。

△中央ゾーンでは、廃墟になっていた住宅群がリノベーション工事中。

△鉄骨で補強されながら、全体のデザインも整えられる。

△リノベーションを待つ住宅群空間。
