台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

なんと刑務所がそのまま博物館に【獄政博物館】@嘉義

獄政博物館は、日本統治時代の1922年に建てられた刑務所「嘉義監獄」で、リノベーションされ2011年にオープンした。当時は、受刑者の収容施設であったが、1994年に廃止され、2005年には国定古蹟に登録されている。

この刑務所の設計は、中央監視台から放射状に3つの囚人房が広がる「パノプティコン」構造を採用していて、効率的な監視が可能な設計となっている。この施設には、刑務所の歴史や受刑者の生活を紹介する展示スペース、当時の獄舎、面会室や統計室、獄中で使用されていた道具や記録を展示する施設がある。(訪問年月:2025年2月)

建物のプロフィール
  • 文化資産登録名称嘉義舊監獄
  • 文化資産分類:国定古蹟 建物種類:衙署
  • 指定登録年月:2005年5月
  • リノベ設計:劉金昌建築師事務所

 

嘉義旧監獄の全体模型。囚人房が三方向に伸びているのが分かる。

△当時の全体模型。囚人房が3方向に伸びているのが分かる。

嘉義旧監獄の正門の外観。

△監獄全体の門。

中央監視台がある建物の入口。

△門を入って、中央監視台がある建物の入口。

嘉義旧監獄の塀と監視塔。右側は職員の宿舎群。

△監獄の塀と監視塔。路地のすぐ隣(右側)は職員の宿舎群。

入り口から中央監視台へ続く廊下の様子。

△入り口から入って中央監視台に続く廊下。

中央監視台の内部。前面に3つの囚人房の入口が見える。

△中央監視台。前面に3つの囚人房の入口があり、同時に監視ができる。

中央の囚人房「勇舎」と呼ばれた建物の入口。

△中央の「勇舎」と呼ばれた囚人房の入口。

囚人房の独居房の並び。部屋の中が見られる展示。

△囚人房の独居房の並び。部屋の中がみられ、当時の受刑者の生活がうかがえる。

嘉義旧監獄に関する歴史展示パネル。

△監獄の歴史展示。

面会室や統計室などを含む附属棟の外観。

△面会室や統計室などが入る附属棟。

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