臺灣府儒考棚は、清時代の台湾省城(現在の台中)で科挙試験を行うために建てられた施設である。建物は1891年に建設され、1893年に試験施設として使用が開始された。
1895年に日本統治が始まり科挙制度が廃止されると、施設の多くは解体されたが、この建物は現在地に移築され、署関係者の宿舎、教育行政関係機関の臨時事務所として利用された。戦後には、倉庫や住宅など民間用途にも転用されてきた。2006年には台中市の市定古蹟に指定されている。
2019年にリノベーションが行われ、当時復刻再現したを木造構造を新しい外殻で覆う形(さや堂)で公開されている。内部にはカフェが設けられ、前庭の空間を活かした文化施設として利用されている。(訪問年月:2026年3月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:臺灣府儒考棚
- 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:其他設施
- 指定登録年月:2006年11月
- リノベ設計:

△新しい建物の中に、再現された当時の木造構造。

△2階にあるデッキからの木造構造の眺め。

△梁と受けのディテールの復元。

△室内の一部は、カフェと客席となっている。

△展示コーナーもある客席。

△復刻再現した木造構造を新しい覆っている現代建築。その前庭には、文化活動を行う人たちが集まる。

△正面ファサード。
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