菁桐坑は、日本統治時代の1920年代以降に台陽鉱業によって採掘と関連施設の整備が進められた鉱業エリアである。炭鉱の衰退により、20世紀後半には採掘は終了した。いま、このエリアでは旧炭鉱施設が展示施設やカフェにリノベーションされ、菁桐駅、菁桐老街、宿舎群、招待所なども含めて観光資源として一体的に再編されている。
鉄道は炭鉱輸送を目的として1921年に運行が開始され、1929年に終着駅として菁桐駅が建てられた。1987年には採炭が停止され、その後、2003年に駅舎は市定古蹟に指定されている。
菁桐老街は、平渓線の線路に沿って形成された細長い商店街で、炭鉱労働者とその家族の生活を支える商業空間として成立した。現在は、みやげ物販売やランタン(天燈)、願掛けなどが楽しめる観光商業へと変わっている。(訪問年月:2026年3月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:菁桐車站
- 文化資産分類:直轄市定古蹟 建物種類:其他設施
- 指定登録年月:2003年5月
- リノベ設計:非公開

△炭鉱施設の遺構。採掘した石炭を選別し貯蔵したあと、鉄道へ積出する機能。

△遺構の上部にはカフェが入る。「菁桐」駅の駅名標。

△当時の貨車の展示。

△細長く続く菁桐老街。

△個性的な佇まいの鉄道文物館。

△鉄道文物館の軒下に置かれたポストなどが当時の雰囲気を醸しだしている。

△竹筒に願掛けされ吊るされる。

△願掛けのランタンと竹筒を扱う店舗。

△ランタンの形をした菁桐天灯館という展示施設。現在は閉鎖中。

△当時、台陽鉱業の幹部の接待ゲストハウスだった日本家屋。現在は文化施設「一見.菁桐」。
▽「一見.菁桐」については、こちらから↓

△遺構、駅舎、老街、日本家屋などからなる「菁桐坑」の案内図。
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