虎尾合同庁舎は、日本統治時代の1939年(昭和14年)に建てられた合同庁舎であり、2006年にリノベーションされ2020年にオープンした。当時は、中山警察署、消防署、公会堂として利用されていたが、1989年に警察署が新施設に移転し消防署のみが残ったが1990年代に廃止された。2001年には歴史建築として登録されている。
建物は、かつて火の見櫓として機能してた中央にそびえる塔屋、カーブした壁、丸窓が特徴的である。この施設の1,2階にはスターバックス(星巴克)、誠品書店がはいり、歴史展示をするスペースもある。(訪問年月:2025年2月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:虎尾合同廳舍
- 文化資産分類:歴史建築 建物種類:其他設施
- 指定登録年月:2001年10月
- リノベ設計:韓興興建築師事務所

△合同庁舎の外観。2階建ての全体の中央に4階建ての塔屋。右側(手前)にスタバが、左側(奥)に誠品書店が、ともに2階分ある。

△側面の外観。スタバが2階分。

△誠品書店のコーナーの入口。曲面や丸窓が特徴。

△誠品書店のもう一つの入口。建物中央から。

△丸窓。

△階段の細かな造作が当時の雰囲気を伝えている。

△誠品書店の一階。丸窓が売り場構成とマッチしている。

△誠品書店の二階。

△スターバックスの二階の客席。窓が大きく広々としている。
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