西螺東市場は、清朝時代に形成された市場が起源で、今の形には戦後の1950年代に整備され、それがリノベされて2011年から文創空間として活用されている。
西螺は南北の商人が集まる交通結節点として発展し、この市場が商業の中心を担っていた。その後、交通網の変化と商業中心の移動によって市場は衰退し、建物の老朽化も進行した。それでも、その歴史的価値から2010年に歴史建築に登録されている。また、ここは延平老街にあり、地域全体を博物館として捉える「西螺生態博物館」を構成するネットワークの一拠点でもある。
道路側の既存建物は補強によって伝統市場の構造を残したリノベがされ、広場側は集まって楽しめる空間に再生されている。その中庭側に向けて、木工、竹編、金工、布工芸などの店舗や工房が入居する文化創意産業の拠点なっている。(訪問年月:2020年2月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:西螺東市場
- 文化資産分類:歴史建築 建物種類:産業
- 指定登録年月:2010年1月
- リノベ設計:興興建築師事務所
▽西螺生態博物館についてはこちらから↓

△東市場のゲートになる街路側の建物。

△道路側は台湾特有の騎楼(アーケード)になっている。

△ここは、道路とは反対の広場側に面して連続したショップ。

△当時の竹で編んだ屋根も復元されている。テラス席にもなっている。

△ショップ前面も賑わいがあっていい。

△広場に面したショップ。

△広場の全景。

△近くにある歴史資産にもなっている鉄橋を模した架構。
MAP
