郭怡美書店は、迪化街(大稻埕)に立地する、台湾の伝統的な街屋建築をリノベーションした独立系書店である。建物は、日本統治時代の1922年に建てられた郭怡美商行(南北貨商)で、リノベーションを経て2022年に独立系書店としてオープンしている。
建築は、台湾に特徴的な騎楼(アーケード)を備える街屋形式である。細長い短冊型敷地に、通り側に3階建ての建物があり、中庭を挟んで奥に2階建ての建物が配置されている。これらの建物内は、カフェを含む5つの空間がある。
ここでは、ウォーキングツアー、地域の歴史トークイベント、小学生との交流活動、出版社・ギャラリー・アーティスト・クリエイターと連携した企画などが行われており、年間150回以上のイベントが開催されている。
そして、地域における文化活動の拠点形成や読書促進の取り組みが評価され、2025年には文化部による「百大文化基地」に選定されている。(訪問年月:2025年9月、2026年1月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:登録なし
- リノベ設計:非公開

△郭怡美書店のある街並み。

△郭怡美書店の正面。当時の郭怡美の扁額(へんがく、店名の書かれた額)が残される。

△建物上部の扁額周りの装飾も立派。

△書店1階の様子。

△書店2階の様子。

△書店3階の様子。

△3階からさらに屋根裏階への空間。

△立体的で複雑な階段の様子。

△カフェコーナー。

△中庭から通り側の書店をみる。

△中庭は隣の経年した壁のいい感じが伝わるデザイン。2階から3階にいく階段も。

△店内には郭怡美の歴史の紹介もある。
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