KW2は、日本統治時代の1914年に設置された高雄港の第二埠頭にある砂糖の保管庫として利用されていた倉庫をリノベーションし、2018年にオープンしたショッピングモールである。
この倉庫は当初レンガ壁・瓦屋根のものであったが、戦争で被害を受け、1962年に国民党政府がRC造の倉庫に再建したもので、2003 年には高雄市政府によって歴史的建造物に登録されている。倉庫の面積は5600㎡と台湾でもあ最大規模のリノベで、内部に柱がないトラス構造の大空間や古い倉庫の歴史的建築要素が保存活用されている。
台湾の 30 の地元の特産品やクリエイターの作品を販売するショップや地元グルメのレストランなどが入居している。
このエリアの「大港倉410」を含めた倉庫群の再開発は、高雄港区土地開発公司によるもので、これからも倉庫リノベによる新しいスポットが生まれる予定である。
△倉庫妻側の入り口から。前の広場には錨のオブジェ。
△倉庫平入り側の外観。ガラス面が大きく開けられている。
△倉庫平入り側の入り口。
△2階に増床されたところからのショップ群(吹き抜け)の様子。
△高雄らしさのグッズが並ぶ。
△2階の増床部分のショップ。
△1階と2階の空間の連続性。
△2階のレストラン客席。
△ガイドマップ。