蘭陽原創館は、もともと日本統治時代に宜蘭小学校があった場所に、戦後、宜蘭県政府の旧宿舎群であった。それらが2016年に歴史的建造物に指定され、2019年から3年をかけ活用のためのリノベーションがされ、2021年にオープンした。この宿舎群は、レンガ造りと木造の平屋の宿舎がミックスされ、通りに面して配置されているのが特徴であった。
この施設は、名前にもある通り、宜蘭初の先住民文化(タイヤル族、アミ族、パイワン族、ブヌン族)を中心とした生活の展示・そのクリエイティブなグッズの販売スペースである。地元の先住民による創作料理や工芸品、文化的・創造的な製品の提供を通じ、先住民部族観光と連携しながら、宜蘭の先住民ブランドの強化と産業価値の向上を図っている。
△原住民独特の文様も展示に。
△広場の様子。
△別の広場は原住民文化が表現されている。
△彫刻や壁画。
△木造平屋建ての建物。
△レンガ建物。通りの路面には原住民の文様が。
△カフェのテラス席。
△古い建物の木造フレームで壁面のデコレーション。
△施設ガイドマップ。