四四南村は、もともと台北市にあった眷村で、広場、展示(文物館)、ショップなどが複合した商業施設にリノベーションされ、2007年にオープンした。敷地面積は約1.4haの敷地のなかに、歴史的価値を持つ4棟の建物が残されている。これらの建物は、日本統治時代の日本軍の倉庫を改修して、国民党の四十四兵工廠に関係する人々が暮らしていたことから「四四南村」と呼ばれている。
1999年に住民は再開発のため立ち退いたが、文化的価値が認められ、2003年に歴史建築として指定された。リノベ後には、展示館で眷村文化を後世に伝え、おしゃれなカフェや雑貨店、書店も併設されている。また、毎週日曜や金曜の夜には、文化的なイベントマーケットが広場で開かれている。
△広場を囲むリノベされた建物。
△反対側の建物。2階部分の増築にも歴史がある。
△台北101との対比。建物のドアがカラフル。
△通りの建物の横側。設備が見えている。
△別の角度から広場を望む様子。
△有名雑貨屋さん。
△本屋さん。