大港倉410は、かつて高雄港の第三船渠にあった港湾倉庫で、リノベーションされ2022年にショッピングモールとしてオープンした。古い倉庫の柱や梁は残されつつも、構造上重要でない壁は除かれ透過性の高いガラス面となっている。また、船荷に関する遺物、煙火厳禁と書かれた柱など、港の歴史を感じられる要素はふんだんに残されている。
大港倉410には4つの倉庫があり、それぞれ異なるテナントテーマを持っている。KW7(7番倉庫)はレディースファッション、KW8(8番倉庫)は地元グルメ、KW9(9番倉庫)はスポーツファッション、KW10(10番倉庫)はギフトショップとアート空間などである。敷地面積1,800㎡のエリア内には、広場やパブリックアートの設置もあり、映えスポットとしても人気がある。
このエリアの「2號碼頭KW2」を含めた倉庫群の再開発は、高雄港区土地開発公司によるもので、これからも倉庫リノベによる新しいスポットが生まれる予定である。
△対岸からの大港倉410の全体像。
△広場にはオブジェがいろいろ。壁は補強されながらガラス面が大きく開けれている。
△ガラス面が開放感をつくり出している。
△倉庫群で囲まれた夕暮れ時の広場空間。
△さらに日が暮れるとライトアップもされて、よい雰囲気に。
△にぎわう水辺空間。
△ファッションのKW7(7番倉庫)。かつての大扉も生かされている。
△地元グッズをあつかうショップ。
△地元グルメのレストラン。
△施設ガイドマップ。