鉄道芸術村は、軽便鐵道の終着駅舎(旧台東駅)とその周辺にある鉄道遺構が文創園区としてリノベーションされたものである。
かつて、台東と花蓮を結ぶ台湾東部を走っていた台東鉄道は、台湾主要部の鉄道とは異なる規格であったため、1980年代から90年代にかけて新路線の建設が進み、台北や高雄などの主要都市と接続され、旧台東駅は2001年に廃止された。
現在、この鉄道芸術村には、駅舎(ホームや改札口)、歴史建築に登録されているRC造の機関車庫、当時の車両、木造建築の倉庫、燃料タンクなどの多くの鉄道遺構が保存展示されている。また、アーティストによる芸術作品も展示され、地元のフリーマーケットや市民イベントの開催地としても活用されている。
△廃止された旧台東駅(終着駅)の駅舎全体の様子。
△旧台東駅のプラットホーム。
△プラットホームの緑化とデコレーション。
△当時の車両・光華號の保存展示。
△RCの駅舎の道路側は、メッシュで覆われた外観デザインに。アーティスのオブジェも。
△歴史建築に登録されているRC造の機関車庫と当時の軌道。
△RC造の機関車庫の反対側から。タンクがそびえる。
△現在アーティストのフォーリー。