台中文学館は、日本統治時代の1932年に建てられた6棟の日式住宅(日本家屋)の警察官舎群をリノベーションしたものである。2009年に台中市政府文化局が歴史建築に登録し、2016年に文学館としてオープンしている。
施設全体は約6,200㎡もの大きさで、それぞれの建物は、文学やその中心地であった台中に関する常設展、主題特展館、児童文学館、テーマ文学館、研習講堂などテーマごとに構成され、カフェやレストラン、ショップが付属している。また、園内には巨大なガジュマルの樹が林立し、文学広場、文学遊歩道、水盤、墨痕詩壁なども、台湾の文学の歴史を伝える雰囲気づくりに一役かっている。
△ガジュマルの樹の中にリノベされた日式住宅。
△カフェの入り口部分の装飾もマッチしている。
△文学展示館。
△飲食店とショップ。ガジュマルの樹がここにも。
△日式住宅としてはめずらしい外観。
△水墨が楽しめる壁。奥は文学広場。
△絵馬のインスタレーション。
△文学館の入り口と門。
△常設展示の様子。
△文学者を展示する常設展。
△日本家屋の空間構成を活かした展示空間の様子。
△施設ガイドマップ。