国立台湾博物館古生物館は、1933年に建設された勧業銀行台北支店をリノベーションして2010年にオープンした。古生物館とはいうものの、1階には金融機関として使用されていた当時の金庫室が保存展示されており、金融の歴史も学ぶことができるユニークな施設である。
建物はコリント式の柱、シンメトリーなファサードなどの新古典主義建築の特徴を持ち、荘厳な雰囲気を醸し出している。建物内部は吹き抜けの広々とした空間が広がり、巨大恐竜や古代生物の骨格標本など展示模型を際立たせる設計となっている。(訪問年月:2024年4月)
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△建物の全体像がみえる角から。
△国立台湾博物館本館からの眺め。8本の列柱が特徴的。
△裏側にあるミュージアムショップの入口。
△列柱の上部を見上げると、建築様式の特徴がよくわかる。
△建物内部の天井にもレリーフが保存されている。
△1階の当時銀行の金庫室入口の分厚い扉が保存されている。
△金庫室の内部の棚はそのままに、歴史展示として利用されている。
△巨大恐竜の骨格標本の展示模型。天井が高いので迫力十分。
△古代生物の骨格標本の展示模型。
△鳥類の展示もかわいい。