台湾リノベ+文化創意 TJ Creativity-Culture

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションによる地方創生を紹介しています。

製糖工場がリノベされ芸術村と児童美術館となった【蕭壠文化園区】@台南

蕭壠文化園区は、日本統治時代の1906年に日本の明治製糖株式会社が設立した台湾初の近代的製糖工場をリノベーションし、文化園区として2005年に第1期がオープンした。「蕭壠」という名前の由来は、かつてこの場所が「蕭壠」と呼ばれていたこと、台湾原住民シラヤ族の集落「蕭壠社」に由来している。戦後も稼働を続け、1970年代に入ると製糖業は黄金期を迎えたが、1995年に製糖工場としての役目を終え、操業を停止している。

約13.8ヘクタールの敷地には、旧工場の倉庫群、通称「蕭壠十四倉」として親しまれる14棟の倉庫は、アートや文化イベントの会場として活用されている。さらに2013年には蕭壠国際芸術村がオープンし、常設展、企画展の展示スペース、ワークショップ、パフォーマンスが行える劇場としてアーティストに提供されている。2015年には「蕭壠児童美術館」が子どもたちが芸術に触れ、学べるアートスペースとしてオープンしている。

 

△園区全体のエントランスの建物。

△蕭壠児童美術館の入り口。

△倉庫と倉庫の間は、当時運搬に用いた線路が残る。

△倉庫をつなぐ光が差し込む屋根にはインスタレーションが。

△別の倉庫と倉庫の間にも。当時の倉庫への扉も残る。

△シラヤ族に関する常設展示前の空間。

△常設展示館の入り口。

△常設展示。

△舞踏用の衣装。

△展示空間全体の様子。

△歴史的な展示。

△アーティストによる企画展示。

△企画展示館の入り口。

△当時運搬に使われた貨物車。

 

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