台中駅鉄道(臺中驛鐵道)文化園区は、台中の歴史と文化が感じられる魅力あふれるリノベスポットである。元々の台中駅は日本統治時代の1917年に完成し、その後も台中の重要な交通拠点として長く親しまれてきた。1995年には台湾の国定古蹟(国宝)に登録されている。
2016年に新駅舎が完成し、駅舎としての役割を終えた旧駅舎は、現在ではレトロモダンな空間として再利用されている。総面積2.9haの敷地には、鉄路街や旧鉄道プラットホームなどが含まれており、訪れる者にタイムスリップしたかのような懐かしさを抱かせている。懐かしさだけではなく、園区内には鉄道車両が保存、リノベされ、鉄道関連のグッズや雑貨を扱うショップやおしゃれカフェがあって、ショッピングを楽しむことができる。
将来的にはケータリングや宿泊、展示、文化創造など多様な機能を備え、ここでしか体験できない「文化、生活、イノベーション」の新しい地域再生モデルになることを目指している。(訪問年月:2024年5月、2024年9月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:臺中火車站
- 文化資産分類:国定古蹟 建物種類:車站
- 指定登録年月:1995年4月
- リノベ設計:非公開

△日本統治時代の駅舎は東京駅の設計DNAが。

△駅舎全体の様子。

△古い改札も残され、車両保存空間の入り口に。

△駅舎空間は展示空間に。

△終着駅の空間は、休憩スペースやイベント空間に変わる。

△かつての1番線と2番線はマルシェ空間に。

△DR2700形車内はリノベされてカフェに。

△かわいい小物デザインも。

△基隆側のDR2700形はショップに活用される。

△車両内のショップの様子。

△車両内のショップの様子。

△園内のガイドマップ。
MAP
