台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

台湾空軍総司令部がクリエイティブ施設に【台湾當代文化実験場(C-LAB)】@台北

台湾當代文化実験場(C-LAB)は、空軍総司令部跡地をリノベーションし、文化拠点として2018年にオープンした。かつては、日本統治時代の1930年に建てられた台北無線電信所で、通信施設として使用されていたが、戦後の1949年に台湾空軍総司令部として転用され、2000年に廃止された。施設の一部は2024年に国定古蹟に登録されている。

この施設は敷地面積約7haもの大きさで、大小20棟の建物があり、その中にアート、テクノロジー、科学、デザイン分野を融合させた実験的なプロジェクトを展開するイノベーション空間や、クリエーター拠点、コワーキングスペース、劇場、カフェ、練習場などが設けられている。一般市民とクリエイターとの交流も促され、創造的な活動を促進する文化のプラットフォームとしての役割を果たしている。(訪問年月:2024年11月)

  • 文化資産登録名称:空軍總司令部(原臺灣總督府工業研究所)
  • 文化資産分類:国定古蹟 建物種類:衙署
  • 指定登録年月:2024年3月
  • リノベ設計:黃聖吉建築師事務所

 

△オペレーションセンター(手前)とカフェもあるクリエイターの拠点施設。

△オペレーションセンターの側面。空軍軍楽隊の事務所と宿泊施設として使用されている。

△VERSE baR&cafeが入居するクリエイターの拠点。

△クリエイターのスタジオやコワーキングスペースがある棟。

△クリエーターの拠点。

△VERSE baR&cafeが入居する建物の外観。

△当時の守衛所も保存。奥はカフェの建物。

△カフェとクリエイター拠点の室内。

△VERSE baR&cafeカフェとクリエイター拠点の室内。

△劇場。

△当時の外壁も保存。赤白チェックの柄は、アーティストのヤン・ジュン氏による「アートウォールプロジェクト」。

△施設全体マップ(ガイド)。

 

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