台湾當代文化実験場(C-LAB)は、空軍総司令部跡地をリノベーションし、文化拠点として2018年にオープンした。かつては、日本統治時代の1930年に建てられた台北無線電信所で、通信施設として使用されていたが、戦後の1949年に台湾空軍総司令部として転用され、2000年に廃止され。その後、2012年に歴史建築に登録されている。
この施設は敷地面積約7haもの大きさで、大小20棟の建物があり、その中にアート、テクノロジー、科学、デザイン分野を融合させた実験的なプロジェクトを展開するイノベーション空間や、クリエーター拠点、コワーキングスペース、劇場、カフェ、練習場などが設けられている。一般市民とクリエイターとの交流も促され、創造的な活動を促進する文化のプラットフォームとしての役割を果たしている。(訪問年月:2024年11月)
△オペレーションセンター(手前)とカフェもあるクリエイターの拠点施設。
△オペレーションセンターの側面。空軍軍楽隊の事務所と宿泊施設として使用されている。
△VERSE baR&cafeが入居するクリエイターの拠点。
△クリエイターのスタジオやコワーキングスペースがある棟。
△クリエーターの拠点。
△VERSE baR&cafeが入居する建物の外観。
△当時の守衛所も保存。奥はカフェの建物。
△カフェとクリエイター拠点の室内。
△VERSE baR&cafeカフェとクリエイター拠点の室内。
△劇場。
△当時の外壁も保存。赤白チェックの柄は、アーティストのヤン・ジュン氏による「アートウォールプロジェクト」。
△施設全体マップ(ガイド)。