正濱漁港彩色街屋は、衰退した正濱漁港に面する16軒の建物がそれぞれ異なる鮮やかな色で彩られた一帯である。
正濱漁港はかつて基隆市の漁業拠点として栄えていたが、漁業の衰退や港湾機能の移転により活気を失い、老朽化が進んでいた。2017年、基隆市政府が漁港再生プロジェクトを開始し、地元住民と協力して建物の外壁をカラフルに塗装することで、新たな観光資源として注目されるようになった。これらの建物群や周辺にはカフェやレストランが点在しており、美しい景色を眺めながら食事や休憩を楽しむこともできる。
2019年、国際景観建築士会景観大賞のコミュニティ造営部門で優秀賞を受賞している。(訪問日:2024年11月)
△港の反対側からの全貌。カラフルな建物が並ぶ、
△4階建ての建物が軒を連ねて並ぶ。
△足下の街並み。黄色い建物の1階はカフェ。
△カフェやレストランが並ぶ。
△こちらもカフェ。
△反対方向の街並み。
△目の前には海上警備隊の船団が停泊。