太平青鳥書店は、旧太平国民小学校の校舎をリノベーションして2021年にオープンしたブックカフェである。太平国民小学校は1968年に開校し2017年に閉校となっていた。閉校後は、基隆市と青鳥書店が協力したリノベーションが進められ、一画の3層分(1階から3階)に書店が入居する。それ以外には、外壁はピンクから白色に塗り替えられ、アート的な要素や、かつての小学校の雰囲気を残すような要素を活かしたデザインとなっている。
書店内には基隆に関する書籍や海洋文学、建築に関する本など約2,000冊が揃えられ、アートイベントの会場にもなるなど、多目的な文化拠点としても機能している。(訪問日:2024年11月)
△書店内の様子。青鳥をモチーフにした看板。
△ブック棚は1階、2階にあり、スペースも広々としてゆっくりできる。
△2階の吹き抜けからの様子。
△2階のブックカフェ。かつて学童がつかっていた机椅子がテーブルに。
△3層分(1~3階)全体の様子。広々として明るい雰囲気。
△書店のエントランスの様子。
△廃校小学校の白く塗装されたデザイン。柱形の連続が美しい。
△かつての教室の外壁が活かされている。
△アートを活用した教室跡。
△教室と教室をつなぐ壁面の開口もデザインされる。
△有名な基隆(キールン)のランドマークの左隣が太平青鳥書店がある旧太平国民小学校。
△書店からは山側からの港の眺めを楽しめる。