台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

白と日本家屋のコントラストがかっこいい【専売局台東出張所宿舎】@台東

専売局台東出張所宿舎群は、日本統治時代に建てられた日式住宅(日本家屋)である所長宿舎と独身寮のリノベーションである。所長宿舎は1937年にでき、83㎡の大きさがある。独身寮の方は1938年にでき、その後1941年に増築されて107㎡となり、その中に3部屋があり3人が住んでいてた。なお、専売局台東出張所は、台東の煙草酒類の専売事務を管理する機関であった。

2002 年にこれらの宿舎は台東県政府により歴史的建造物に登録され、その後、リノベーションの後、行宣センター、台東県童話館、図書館として2007年にオープンした。ただ、2016年の台風による甚大な被害があって、その修復には資金調達も含めて時間がかかり、2022年にようやく完了したところである。現在、管理運営者を募集中で再オープンを待っているところ。(訪問年月:2024年11月)

建物のプロフィール
  • 文化資産登録名称:專賣局臺東出張所宿舍
  • 文化資産分類:歴史建築 建物種類:官邸
  • 指定登録年月:2009年2月
  • リノベ設計:林容聖建築師事務所

 

リノベーションされた所長宿舎の外観を撮影した写真。白く塗られた枠や装飾はリノベーションによる創作と考えられる。

△リノベされた所長宿舎。白く塗られた枠や装飾はリノベ創作と思われる。

別の角度から撮影したリノベーション後の所長宿舎の外観。

△別の角度からみたリノベされた所長宿舎。

リノベーションされた独身寮の外観を撮影した写真。

△リノベされた独身寮の外観。

リノベーション後の独身寮の裏側を撮影した写真。

△リノベされた独身寮の裏側。

独身寮の裏側にある中庭を撮影した写真。左側の縁側への階段から見ると床高の高さが分かる。

△別角度からの裏側にある中庭の様子。左側の縁側への階段からみると、床高がかなり高いことが分かる。

リノベーションが完了した独身寮の室内を撮影した写真。まだ整備途中の様子である。

△独身寮のリノベされた室内。リノベは終わっているが、まだ整っていない。

独身寮の外壁に開けられた丸窓を撮影した写真。

△独身寮の外壁開けられた丸窓。

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