台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

台南の威厳あふれる国家遺産のリノベ【台南司法博物館】@台南

台南司法博物館(旧台南地方法院)は、日本統治時代の1912年に建てられた裁判所で、リノベーションされ2016年にオープンした。当時は台南地方法院(地方裁判所)であったが、2001年に廃止され、1991年には国定古跡に登録されている。台湾で現存する最も歴史ある大型裁判所を保存した建物の一つである。

この建物は、台湾総督府技師であった森山松之助の設計によるバロック様式が特徴である。正面には、2つの入口があり、それぞれに荘厳な列柱が建てられている。​東側のメイン入口は広いドーム状の天井を持ち、主に第一審の裁判にの関係者が利用した。​西側の入口は第二審の裁判の関係者が利用していた。メインの入口には山形破風とバロック式ドームがあり、各面に円窓が設けられている。屋根は銅板瓦で覆わたマンサード屋根も特徴的で、ドーマーウインドウ(丸窓)もある。 ​

この施設には、台湾の司法制度や歴史に関する資料を展示するスペース、当時の裁判所の雰囲気を再現した法廷や勾留所が保存されており、司法の歴史を体感できる。(訪問年月:2025年2月)

建物のプロフィール
  • 文化資産登録名称:臺南地方法院
  • 文化資産分類:国定古蹟 建物種類:衙署
  • 指定登録年月:1991年5月
  • リノベ設計:葉世宗建築師事務所

 

正面東側のメインの入口。山形破風や列柱、バロック式ドームが印象的。

△正面東側のメインの入口。山形破風、8本の列柱(見えているのは6本)、バロック式ドームが威厳のある存在感。

正面西側の入口。山形破風と列柱が特徴的。

△正面の西側の入口。山形破風、8本の列柱(見えているのは6本)の存在感。

中庭に面したファサードの細部も美しい。

△中庭に面したファサードも細かいところが美しい。

外廊下の列柱と赤レンガ外壁の対比が美しい。

△外廊下の列柱と赤レンガの外壁の対比。

外廊下のアーチ型をかたどった配列が美しい。

△外廊下のアーチ型を型どった配列。

中廊下に面したアーチ型の窓と光の差し込みが美しい。

△中廊下に面したアーチ型の窓と光の差し加減がきれい。

当時の内壁造作を展示した空間。デザインも洗練されている。

△当時の内壁の造作の様子が展示されている。展示のデザインがかっこいい。

展示空間では小屋組の構造がよく分かる。

△展示空間。小屋組の様子がよく分かる。

裁判に関する運動の展示が行われている。

△裁判に関する運動の展示。

法廷の様子を再現した展示空間。

△法廷の様子。

法廷内の列柱など、当時の威厳を感じさせる内装。

△法廷内の列柱など、その当時の威厳が垣間見える。

勾留所の内部の様子。

△勾留所。

ミュージアムショップには司法関連のグッズが多数並ぶ。

ミュージアムショップには、司法に関連するグッズがたくさん。

当時の施設のパース図。右側の入口上部には塔が描かれている。

△当時の施設のパース図。右側の入口上部には塔が。

館内案内マップ。

△館内案内マップ。

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