台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

地域・用途など複数条件で検索

⌕ 条件を組み合わせて事例を検索 →
⌂ ホームに戻る

白米甕砲台

基隆港を守った海岸砲台・弾薬施設が展示空間へ

MAP

訪問年月:2026年9月

白米甕砲台は、日本統治時代の1902年に、日本陸軍が基隆港を防衛するためにつくった海岸砲台で、基隆要塞を構成する砲台の一つであった。

最大の特徴は、海に向かって4つの半円形の砲座が横一列に並ぶ構成である。砲座の左右には指揮所や観測所が配置され、海上の艦船を監視しながら射撃するための一体的な軍事施設となっていた。1985年に古蹟に指定され、2008年には基隆市定古蹟となっている。

いまは大砲そのものは残っていないが、4つの砲座をはじめ、砲弾などを保管した砲側庫や観測施設などが残されている。

また、砲弾を扱うために使われていた庫房がリノベされ、いまは白米甕砲台の歴史や基隆の海岸防衛について紹介する展示・案内センターとなっている。

DATA

文化資産登録名称
白米甕砲台
文化財分類
縣(市)定古蹟
登録建築種別
關塞
指定登録年月
2008年5月
リノベ設計者
楊仁江建築師事務所
旧用途
軍事施設
現用途
展示
オープン年
—

△海に向かって4つの半円形の砲座が横一列に並ぶ全体像。奥の小山は、指揮所があった場所。

△こちらの小山は観測所があった場所。

△観測所には、敵を見つけるための施設があった。

△観測所の内部。

△砲弾を扱うために使われていた庫房がリノベされた展示・案内センターの外観。

△展示・案内センターの内部。

△白米甕砲台の歴史や基隆の海岸防衛についての展示。

△元の建物の構法の展示も。