台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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信義街咾咕石黄宅

台湾の伝統的な個人邸宅が建築博物館に

MAP

訪問年月:2025年8月

信義街咾咕(硓𥑮)石黄宅は、日本統治時代の1930年代に建てられた住宅建築で、リノベーションされ建築博物館として2025年にオープンした。もともと台南五條港エリアに建つ私邸だったが、家主の移転により長年にわたり使用されず、荒廃していた。

もとは、3面に建物を配置して中庭を囲む、台湾の伝統的な民家形式「三合院」であった。その後、道路側にも建物が加わり、4面で中庭を囲む「四合院」の配置に変わっている。側面の建物は、カフェレストラン「来来」と建築関係の展示が行われる施設に生まれ変わっている。

DATA

文化資産登録名称
—
文化財分類
—
登録建築種別
—
指定登録年月
—
リノベ設計者
原型建築有限公司(Prototype Architecture)
旧用途
偉人邸(個人宅)
現用途
イベントスペース、ギャラリー、リノベカフェ・飲食、博物館、展示
オープン年
2025年

△建築博物館の入口にもなっている妻壁と屋根飾りは、和風意匠の印象を強く残している。

△建築博物館の入口にもなっている妻壁と屋根飾り。

△建築博物館の内部には、当時の建築資料や模型が展示されている。

△建築博物館の展示空間。

△当時の壁面を保存したまま展示が構成され、歴史的な空間が感じられる。

△当時の壁面を生かした展示空間。

△現代的なデザインで再構築された門楼が、歴史と現代の融合を象徴している。

△現代的なデザインで生まれ変わった門楼。

△木々に囲まれた裏庭には、当時の雰囲気が色濃く残されている。

△当時の雰囲気が残る裏庭。

△石畳と植栽によって整えられた中庭空間が当時のしつらえを今に伝えている。

△当時のしつらえが残っている中庭空間。

△2階から見下ろした中庭空間は、建物全体の構成を把握しやすい視点を提供する。

△2階からのぞく中庭空間。

△通りに面したイベントスペースはガラス張りで、内部の賑わいが外からも見える設計となっている。

△道路側の前面はガラス張りのイベントスペースに。

△奥の2階部分にもイベントや展示に活用できる空間が整備されている。

△奥の部分の2階の空間も建築的でかっこいい。

△敷地内に併設されたカフェレストラン『来来』の入口。歴史建築の雰囲気を活かしたデザインが印象的である。

△カフェレストラン「来来」の入口。

△カフェレストラン「来来」の客席は、レトロなインテリアと自然光が調和する落ち着いた空間である。

△カフェレストラン客席の様子。