台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】現在のリノベスポット474件

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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原愛國婦人會館

訪問年月:2026年10月

日本統治時代の婦人会館をリノベした高雄の文化交流拠点

MAP

住所:高雄市鼓山區新民里登山街

原愛國婦人會館は、日本統治時代の1922年に高雄市の哈瑪星地区に建てられた婦人団体の集会施設をリノベし、2022年にオープンした展示・文化交流施設である。

建物は、1921年に設立された高雄婦人会の活動拠点として建設され、女性の教育や技芸講習、展覧会、社交活動などに利用された。1938年には軍人を迎える施設にも転用された。戦後は赤十字会の児童福祉施設として利用され、2004年に高雄市の市定古蹟に指定された。

建物は2階建てのレンガ造で、赤レンガの外壁や装飾的な柱頭、石洗い仕上げの装飾など、西洋の建築様式を取り入れた外観が特徴である。リノベでは、戦後に増設された中二階を撤去するなど、建設当初の空間構成が活かされた。

2024年10月からは、歴史建築を活用した文化創意事業を展開する范特喜微創文化が運営を担当し、「哈瑪星系 X 高雄原愛國婦人會館」として活用されている。1階には地域の特産品や文創グッズなどを扱うショップやカフェからなる交流空間、2階には展覧会や講座などを開催する多目的空間が設けられている。

DATA

文化資産登録名称
原愛國婦人會館(紅十字育幼中心)
文化財分類
直轄市定古蹟
登録建築種別
其他設施
指定登録年月
2004年10月
リノベ設計者
林世超建築師事務所
旧用途
その他
現用途
お土産・雑貨が楽しめる、イベントスペース、ギャラリー、リノベカフェ・飲食、展示、雑貨・ショップ・お土産
オープン年
2022年
高雄市哈瑪星地区の原愛國婦人會館。赤レンガの外壁と縦長の窓が特徴の2階建て建築。

△赤レンガの外壁と縦長の窓が特徴の2階建て建築。

原愛國婦人會館の左右対称の正面ファサード。建物の前には大きな樹木が立っている。

△建物の正面ファサード。建物は左右対称の外観だけど、大きな樹木が存在感。

原愛國婦人會館のエントランスには、装飾的な柱頭を備えた円柱が設けられている。

△装飾的な柱頭を持つ円柱があるエントランス。

原愛國婦人會館の1階に設けられた交流空間。書籍や雑貨を扱うショップとソファ席が並ぶ。

△1階の交流空間。書籍や雑貨のショップやソファ席。

原愛國婦人會館の白い壁と天井を生かした広い室内空間。奥には飲食を提供するカウンターが設けられている。

△白い壁と天井を生かした広い室内。奥は飲食も提供するカウンター。

原愛國婦人會館に設けられた、地元の特産品や工芸品を展示・販売するスペース。

△地元の特産品や工芸品が並ぶ展示・販売スペース。

原愛國婦人會館の玄関床面に記された、哈瑪星地区を表す「哈瑪星系 HAMASEN」のロゴ。

△玄関の床に記された「哈瑪星系 HAMASEN」のロゴ。