台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

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宝桑町家

日本家屋群の歴史街区に広がる分散型の宿

MAP

訪問年月:2026年2月

宝桑町家は、日本統治時代の1940年代初頭に建設された17棟ある「北町日式建築宿舍群」のうち8棟をリノベした旅館ホテル群である。これらの日式住宅(日本家屋)の当時は主に台東中学校と高等女学校の職員宿舎や、地方公務員の寮として利用されていたものである。台東県政府はこれらを含め全体の17棟の日式住宅群を歴史建築として2007年に登録している。

2025年、台湾で有名なホテルブランド「雲朗観光グループ」が、タイプや大きさが異なる8棟の日本家屋をリノベーションし、和室のある旅館として運営を始めた。5棟が一軒家での旅館ホテル、2棟が2戸一型の連棟家屋での旅館ホテル、1棟が連続長屋で10室のゲストハウスとなっている。一軒家での旅館ホテルは、約80㎡の大きさに、居間が2つ(畳敷きと板張り)、寝室が2つ(ベットが2つずつ)、浴室、トイレの構成。

また、同じ街区内に、日本家屋をリノベした和食レストラン「北町丼飯屋」、カフェ「魚刺人雞蛋糕」があって、街区全体で一つの宿泊施設となっている。

DATA

文化資産登録名称
臺東市民權里日式建築宿舍群
文化財分類
歴史建築
登録建築種別
宅第
指定登録年月
2007年1月
リノベ設計者
林容聖建築師事務所
旧用途
日式宿舎(日本家屋)
現用途
リノベ宿・宿泊施設、日式住宅(日本家屋)リノベ
オープン年
—

△宝桑町家一つ「4号館・零肆」の夜景外観。

△「4号館・零肆」の外観。一軒家の旅館ホテル。

△正面玄関の様子。

△窓格子を通して室内の明かりが美しい。

△畳のある居間を囲む障子。

△畳のある居間の様子。

△畳敷きの居間の隣にある、ソファーがある板張りの居間。奥には床の間。

△寝室。畳の上に二つのベット。

△もう一つの寝室。こちらも畳敷き。

△2戸一型の連棟家屋は、真ん中で分かれて2軒の旅館ホテルに。

△9室のゲストハウスと全体のレセプションがある建物。

△街区全体に広がる旅館ホテルのレセプションの入口と外観。

△レセプションとその前に置かれた畳時期のラウンジ(?)。

△宝桑町家のサイン。

宿舎群のマップ。

△宿舎群のマップ。