源古本舖は、清朝時代の1840年代に建てられた商家「古裕發商號」をリノベーションし、2010年に公開された民間博物。多くの観光客が訪れる大渓老街の太平路に面して建っている。当時は餅店や商店として使われ、地域の暮らしを支えてきた。
建物は、間口が狭く奥行きが深く、三進式の構成(3つの部屋とその間に中庭)、騎楼(アーケード)があるという街屋の伝統的なものである。日本統治時代の改修によってバロック風のファサードになっている。2009年に桃園市の歴史建築に登録されている。
現在は、古い生活道具や写真、映像、家具などを展示し、大溪の人々の日常文化や記憶を伝える施設となっている。企画展、音楽会、ワークショップなども開催され、文化資産の保存だけでなく、地域住民や大学との連携による文化活動の拠点にもなっている。これらの取り組みが評価され、2025年には文化部による「百大文化基地」に選定されている。

△大渓老街の太平路に面したファサード。かつて使われた「全昌」の屋号が。

△バロック風のファサードが並ぶ。

△一進(一番道路側)の展示空間。当時の民具がたくさん。

△一進から通り側をみる。

△一進と二進(真ん中の棟)に囲まれた中庭。二進側からみる。

△一進側からみた中庭。二進はアーチ型のアーケードが手前にある。

△中庭にある井戸は現役で、冷たい水がでる。

△二進のアーケードにある家具。

△こちらも二進のアーケード。

△二進の室内。

△二進と三進(一番奥の棟)との間の中庭。

△三進の前にあるアーケードの様子。

△三進のアーケードのもう一方のしつらえ。

△三進の室内。