台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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睞時摂影空間

リノベで復活した商業建築デザインのかっこよさ

MAP

訪問年月:2025年9月、2025年11月、2026年1月

睞時攝影空間が入る建物は、日本統治時代の1930年頃に建てられた都市型の近代商業建築で、リノベーションされ2023年にオープンした。これは、1927~1931年にかけて実施された「京町改築計画」に基づいて建てられた。当時は、2・3階が食堂、1階が東京堂鐘錶(時計)店だった。2020年に台北市の市定古蹟に登録されている。

現在は、撮影やレンタルスペースとして活用されていて、自然光を活かしたリビングや寝室、キッチンなど複数のセットがある。1階のピロティ空間にある小部屋は、当時の様子や地域の歴史を紹介する展示施設となっている。そして、このリノベは、2025年台北老屋新生大奨を受賞している。

DATA

文化資産登録名称
博愛路2號店屋
文化財分類
直轄市定古蹟
登録建築種別
商店
指定登録年月
2020年5月
リノベ設計者
徐伯瑞建築師事務所
旧用途
街屋建築
現用途
スタジオ、台北老屋新生賞受賞、展示
オープン年
2023年

4本の柱で支えられた3階建てのレンガ造建物。屋根は日本式瓦屋根が載っている。

△4本の柱で支えられた3階建てレンガ造。屋根は日本式の瓦屋根が載る。

東京堂の正面ファサード。窓のデザインと建物上部の「東」の文字が入った菱形サインが特徴的。

△正面のファサード。窓のデザインも素敵。建物上部に、東京堂の「東」の文字を菱形で囲んだサイン看板が見える。

△2色のレンガパターンがある外観。側面のデザインもかっこいい。

△夜のライトアップもかっこいい。

△リノベ前の建物の様子(台北市文化局)。年月が経つにつれ、いかに改悪されていくのかという好例(日本の商店建築もそうだが)。そして、それをリノベして元にもどしていく技術も優秀。

もう一方の側面外観。三面すべてが異なるデザインで構成されている。

△もう一つの側面の外観。3面とも異なるのが面白い。一階の左側に歴史展示スペースがある。

△1階のピロティにある展示空間。

△当時の様子や地域の歴史を紹介する展示。