台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

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糖廍文化園区

台北にもあった製糖工場の跡地リノベ

MAP

訪問年月:2024年4月

糖廍文化園区は台北にあった製糖工場跡地で、その3つの倉庫がリノベーションされ、製糖業の歴史展示、劇団の拠点、コワーキングスペースなどに生まれ変わった。

台北製糖工場は日本統治時代の1911年から稼働を開始し、戦後まもなく停止し、その後は倉庫として利用されていた。2003年に台北市の古蹟として登録されている。建物はレンガ造りで、小屋組と台形柱の取り合いで大スパンの空間が実現されている。
A倉庫は、製糖業の歴史を紹介する「糖業文物展示館」として2010年にオープンし、地域住民によって共同管理されている。B倉庫は、2022年糖業文物展示館から劇団「萬座曉劇場」の劇場、拠点となっている。C倉庫は、台湾に拠点を置くアジア最大級のコンサルティング会社Backer-Founderの拠点やコワーキングスペースとなっている。

DATA

文化資産登録名称
原臺灣製糖株式會社臺北製糖所倉庫
文化財分類
直轄市定古蹟
登録建築種別
其他設施
指定登録年月
2003年9月
リノベ設計者
非公開
旧用途
製糖工場
現用途
イベントスペース、スタジオ、ワークスペース、展示、工房、文化創意園区
オープン年
—

糖業文物展示館の外観。レンガ造と屋根小屋組が特徴の台北製糖工場跡の倉庫建築

△糖業文物展示館。レンガ造と屋根小屋組の様子がよく分かる。

糖業文物展示館のエントランス。屋根の張り出しを支える構造が見える

△展示館の入り口部分。屋根の張り出しを支えている。

糖業文物展示館の裏側外観。異なる意匠のレンガ壁と構造が特徴的

△展示館の裏側は、また全く違うデザイン様式のよう。

糖廍文化園区A倉庫内の展示空間。製糖業の歴史を伝えるパネルと展示物が並ぶ

△展示空間の様子。

展示空間の天井構造。木造の小屋組がよく保存されている

△展示空間の小屋組がよく分かる。

劇団萬座曉劇場が使用するB倉庫の内部。文化芸術活動のためのリノベーション空間

△劇団「萬座曉劇場」の劇場、拠点。

Backer-Founderの拠点となったC倉庫の内部。レンガ壁とモダンな内装が融合

△コンサルティング会社Backer-Founderの拠点。

糖廍文化園区C倉庫のコワーキングスペース。明るい開放的な作業空間

△コワーキングスペース。

糖廍文化園区のエントランス付近にある製糖当時の牛による動力再現模型

△園区のエントランスには、当時牛を使った稼働の様子が。

旧台北製糖工場で使用された機関車の展示。製品運搬に用いられていた

△当時運搬に用いられた機関車の展示。