台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

地域・用途など複数条件で検索

⌕ 条件を組み合わせて事例を検索 →
⌂ ホームに戻る

靜心苑一館・二館

いろんな小物が充実した和室空間の中で食を楽しむ

MAP

訪問年月:2024年2月、2026年1月

靜心苑は、日本統治時代に設立された日式住宅(日本家屋)である「松山療養所」の所長宿舎と一般宿舎の2棟をリノベーションしたもので、靜心苑一館、靜心苑二館として2020年にオープンした。それぞれの宿舎は1935年(昭和10年)に建てられ、当時の和洋折衷の建築様式やデザインが取り入れられている。リノベにあたっては、それらが保存されている。

松山療養所は、1915年(大正4年)に台湾で最も早く設立された結核療養所で、台湾の結核治療の先駆けであり、台湾における結核対策の拠点として、約30年間日本人の所長が勤めていた。

靜心苑一館はカフェ・レストランで、和室空間の中で有機茶飲や養生料理を楽しめる。靜心苑二館は、和洋折衷の日式住宅の間取りやデザインが保存され、建物の歴史解説や写真などとともに展示されている。

DATA

文化資産登録名称
松山療養所所長宿舍
文化財分類
歴史建築
登録建築種別
宅第
指定登録年月
2006年12月
リノベ設計者
景雅琦建築師事務所
旧用途
日式宿舎(日本家屋)
現用途
リノベカフェ・飲食、展示、日式住宅(日本家屋)リノベ
オープン年
2020年

靜心苑一館を前庭から見た全体像。前庭にはカモメのオブジェが置かれている。

△靜心苑一館の前庭からの全体像。カモメはオブジェ。

靜心苑一館の入り口。当時の様子を意識した意匠が見られる。

△入り口も当時の様子を再現している風。

靜心苑のカフェ・レストランとして使われている客席空間。

△カフェ・レストランの客席。

日本家屋の間取りを活かして設けられた複数の客席空間。

△日本家屋の間取りによって、いろいろな客席ができている。

洋室を改修してつくられた客席空間の様子。

△洋室をリノベした客席。

通りを挟んで向かい側に位置する靜心苑二館の外観。

△通りを挟んで反対側にある二館の外観。

靜心苑二館の庭から建物方向を見た様子。

△二館の庭からの様子。

テラスへと続く縁側部分の意匠と空間構成。

△テラスにつながる縁側のデザイン。

靜心苑の室内空間の様子。

△室内の様子。

復元された床の間と違い棚の意匠。△復元された床の間や違い棚のデザイン。

当時の窓枠の一部が壁面に保存・展示されている様子。

△当時の窓枠の一部が残され、展示されている(左の壁)。