台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

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北斗保甲事務所

現存する貴重な日本統治時代の木造事務所

MAP

訪問年月:2025年5月

北斗保甲事務所は、日本統治時代の1936年(昭和11年)に建てられた木造の行政建築で、リノベーションされ2018年にオープンした。当時は、保甲制度に基づく戸籍管理や地域治安維持を担う行政機関であったが、戦後は廃止され、2009年には彰化県の県定古蹟に指定されている。

ここは、木造の事務所として残された珍しいもので、約254㎡と大きめの床面積に木製外壁や瓦屋根を持つ典型的な日本式の工法でつくられている。この施設では、日本統治時代の展示スペースや、講演会などのイベントが催される。

DATA

文化資産登録名称
北斗保甲事務所
文化財分類
縣(市)定古蹟
登録建築種別
衙署
指定登録年月
2009年6月
リノベ設計者
陳柏年建築師事務所
旧用途
事務所
現用途
イベントスペース、展示
オープン年
2018年

道路側から見た旧木造事務所の外観。現存する日本式木造事務所としては珍しく、当時の雰囲気をよく残している。

△道路側からの外観。現存する珍しい日本式の旧木造事務所。

旧木造事務所の正面外観。正面からの構えに日本式建築の特徴がみられる。

△正面外観。

裏庭に面した旧木造事務所の外観。背面の造りからも日本式木造建築の特徴が分かる。

△裏庭に面する外観。

△室内の様子。床面積が大きい分、木造小屋組もしっかりしている。訪れた日は、ちょうど台湾の歴史文化に関する講演会が開催されていた。