剝皮寮歴史街区は、9世紀初頭に形成された地域で、清朝時代から日本統治時代にかけての伝統的な建築様式を持つ建物が多く、それらの街並みを残しつつ街区全体でリノベーションされ2009年にオープンした。当時は、台北市万華地区の商業と生活の中心地であったが、1980年代に衰退し、2010年には市の歴史建築に登録されている。
街区の特徴は、一階を店舗、二階を住居として利用する「下舗上居」あるいは、道路側を店舗、奥側を住居とする「前舗後居」と呼ばれる建物が短冊状に連なって構成されている。建築様式的には、清時代の「閩南(びんなん)式」建築の伝統的な要素と、日本統治時代に取り入れられた「バロック様式」が融合した赤レンガ造り、瓦屋根、文様装飾、伝統的なアーチ状の騎楼(アーケード)がある。
この街区の一部には、台湾での教育、医療、文化の歴史を展示する「台北市郷土教育中心」もあり、歴史的な街並みと合わせて楽しめる。
▽街区内にある「台北市郷土教育中心」はこちら
台北市郷土教育中心について詳しくはこちらから

△道路側からの外観。

△赤レンガの柱状に見える部分で敷地が分かれ、装飾やデザインが異なる。

△伝統的なアーチ状の騎楼(アーケード)。

△アーチ状でない騎楼(アーケード)もある。

△街区の中央を走る路地と中庭。

△デザインを兼ねた家型の鉄骨補強。

△街区を貫く路地。左側の建物には騎楼(アーケード)が。

△建物の屋上部分をつなぐ立体的な路地も増設されている。

△さまざまなデザインをみせる路地。細長い短冊状の敷地ごとに所有者が異なる。

△立体的なデザインが路地の顔をつくる。

△凹凸のあるデザインも個性をつくる。

△さまざまなデザインをみせる路地。

△通りの一部は凹型に抜かれて構造を展示。

△通りにあるアート作品。

△玄関と室内の様子。この間口が敷地ごとの単位。

△このエリアの紹介展示のスペース。